雇用保険申請を受理
会社の経営不振で解雇された3人の実習生が昨日、ハローワークに雇用保険の給付申請を行いました。私も同行して無事、手続きを完了しました。これで安心して年が越せます。
実習生は1年間雇用保険に加入していますので、受給資格はありますが求職活動は一般の労働者と同じようにはできません。このような申請は愛知では初めてのことですから、事前に労働局と話し合いをしておきました。そのため窓口ではたいへんスムーズに対応してもらえました。
実習生は第一次受け入れ機関を通じてしか受け入れ企業の変更ができません。しかし給付を受けるためには、①仕事をしていないこと、②求職活動をしていることが必要です。仕事をすると不法就労になりますので仕事をしないことは「大丈夫」ですが求職が問題。
まずハローワークで他の人と同じように求職の手続きをします。この求職票は公開しません。求職のため毎月一回以上ハローワークに行かなければなりません。(行ったからといって仕事を紹介してもらえませんが)。JITCOに行くことでも求職活動になりますのでそうしようと思います。さらに毎月の認定日にもハローワークに行かなければなりません。
ハローワークは交通の不便な場所にあり、彼らにはなかなかたいへんなことですが、何しろ形式的には日本人と全く同じ扱いということです。こうして、国内でもめったにない外国人実習生の雇用保険給付申請が受理されました。
さて、給付期間は90日。私も含めて彼らの仕事探しを行っています。職種は金属プレス。男性3名です。このほかに後輩3名の仕事先も考えなくてはなりません。
幸い声をかけてくれる組合もありますので、早めに安心させてやりたいと思っています。
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