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2008年1月

外国人労働者支援を要請

1_3 愛労連は、外国人労働者問題などについて30日に愛知労働局に要請しました。

愛知県は外国人労働者が全国で一番多く働いています。しかし、外国人へのサービスはきわめて貧弱です。

愛労連への相談は左の表のようにベトナム人だけでも10件以上を解決してきました。(左)

言葉も片言で、ボランティアの通訳にお願いしています。

2_3 国に対しては下記のように要請しました。

5.外国人労働者および研修・技能実習制度を以下のように改善すること。

① 労基法違反の告発をした場合「帰国指導」をしないよう入管に求めること。

② 受け入れ機関および受け入れ企業の不正等によって、技能実習が継続できない場合には解雇と認め、速やかに雇用保険の給付をおこなうこと。

③ 受け入れ企業の都合により技能実習ができない場合には、賃金を全額支払うよう指導すること。

④ 研修生・実習生の問題について監督官庁を一本化すること。

⑤ 外国人労働者を雇用する企業に対し、労働基準法の遵守を指導するとともに、社会保険・労働保険加入を促進すること。

⑥ JOBセンターにおける外国語相談について、ベトナム語の相談窓口を開設すること。

⑦ ブラジルとの社会保障協定を早期に締結すること。

⑧ 残業代の割増、強制貯金・パスポート取り上げ禁止、労災の適用など外国人労働者の権利を知らせるカードを各国語で作成し、各方面に配布すること。

回答は「指針をつくった」「パンフはある」「通訳もある」「ベトナム語での相談は月2回程度しかない」という全く実態を見ないものでした。そもそもベトナム語での番号案内もせずに、電話がかかってくるはずがありません。研修生はほとんどが残業、土曜も働いており、平日の2,3日にかける訳がありません。

パンフレットも有給休暇、残業、労災、雇用保険など働く外国人の権利を書いたものは見たことがありません。いったいどこにあるのでしょう?!

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完全な不払い

今日は知多半島で働く二人の女性が相談にきました。当初、にこやかにしていた社長が最近こわい顔になってきて、ベトナムに帰すと言っているようです。

彼女たちの話だけでは、なぜ態度が変わったのかわかりませんが、これからも働きたいなら夜は8時か9時には寮に帰る事、ケイタイは取り上げなど言われたようです。この辺は会社に聞いてみないとわかりませんが、問題は勤務状況。

彼女たちは週6日働いています。休みはお盆と正月1日だけ。給料は毎月定額です。その月給を12倍して、年間2080時間(=8時間*5日*52週間)で割るとピッタリ愛知県の最低賃金694円(10月25日からは714円)になりました。ということは、毎週1日、完全にただ働きです。

雇用契約書のようなものは一切受け取っていません。当然ながら有給休暇もありません。健康保険にも入っていません。天引き預金(会社預かり)は毎月5万円でした。

組合はGで、送り出し機関もわかっています。さっそく、明日から交渉です。

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研修生むけパンフを

今週は新たに3件の相談がありました。

1件は明らかに最賃違反の内容。1件は契約上の問題で、変更に応じなければ帰国させられるというもの。1件は岐阜県からで、相談したいが電車にはのったことがないので、現地まできてほしいというもの。

ボランティアの通訳にお願いして、電話を聞いてもらっていますが、彼らも日本の法律をよく知らないため二度手間、三度手間にならざるを得ません。

先日雇用保険の手続きにいった時もベトナム語の書類はありませんでした。JITCOの発行する手帳も研修生の多くは持っていません。さらに労働者の権利となると全くないのが現状です。

Shoku36いま、法務省が新しいルールの説明会を行っていますが、これは事業者のためのものです。研修生にルールを教えることの方が必要ではないでしょうか。

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ビザを更新

0132 さきほど求職中の研修生(実習生)から「6ヶ月のビザが下りた」とメールが入りました。

雇用保険も16日に第一回の認定を終え、今日、明日くらいには最初の15日分が振り込まれる予定です。

会社の一方的な都合で帰国させられてしまう事件が相次いでいる中、雇用保険給付中のビザ更新ができたことは重要な成果です。事前にあらたな実習先を確保する責任は受け入れ企業や組合にあります。やむを得ず解雇する場合には、雇用保険加入を義務づけてあるのですから、雇用保険の給付や求職活動中のビザを認めることは当然です。

しかし、これまでこのようなケースはほとんどないようです。今回は労働局が理解してスムーズに対応してくれました。入管の手続きも問題なく行われました。雇用保険給付にかかわるベトナム語での説明書は全くありませんでした。研修生・実習生をサポートする体制が求められると思います。

PS。今度は女性の研修生から「23日に帰国させられるかも」と電話が入りました。「夜は10時までに寮に帰る、携帯電話はとりあげ」とか、会社からいろいろ言われているようです。無理矢理拉致され、帰国されそうになった場合には「110」に電話することにしました。会って相談を聞くことにしました。

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体だけ辛いじゃなくて、気持ちも

0538 中国人研修生からのメールです。名古屋東部のほうの会社でした。中国人の相談は他にもありますが、会社に知られることを非常におそれています。

 くれまつさん、おはようございます、ご返事はありがとうございます、それからいろいろな詳しい説明してくれたのはありがとう。実は残業代だいだい同じですけど、今の問題は残業の時間長いですね。
 例えば、十月の残業予定、平日の毎日の三時間の残業全部六十九時間、もう六十時間以上になっちゃう、そして4つの土曜日、毎日十一時間の残業、全部四十四の残業、だから今月の残業時間は全部113時間になっちゃう、こんな長い時間の仕事誰でもとても辛いですね、会社として仕事もやる欲しい、六十時間以上になったら、゛しょうがない、我慢して゛で言ってくれた、それでも研修生は一番疲れる。今もういつも腰、背中は痛い、体ずっと重い、残業時間多いと体だけ辛いじゃなくて、気持ちも悪くなって、日本の労働ルールは会社ちゃんと守れない、研修生としてここで人権は持てない、このゆうことは私は絶対正しい道理を取ります、これで研修生は自分の権力を守ります。
 

 以上は私は本当の気持ちです、またくれまつさんにお願いします。私の名前は言ってもいいけど、もうすぐ母国に帰るから、このことから、会社は絶対怒られる、仕事は大変になっちゃうかもしれないから、今度のこと内緒になって欲しいけど、これは一番大切の願い、だからもう一回確認したいけど、すみません。また返事お願いします。

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派遣局が「ちょきん」とりあげ

Photo ある県で研修生が働いていた会社が倒産。会社は「ちょきん」と称して毎月3万円を天引きしていましたが、このお金を使い込んだうえ、「1円も返せない」と居直っています。

研修生たちは会社に対して一人91万円、総額1200万円を請求していました。ところがベトナムの派遣局が研修生たちにこの債権を無償で派遣局に譲渡することを要求。日本語で書いた契約書にサインさせていました。Money

会社は破産状態、組合も金をもっておらず、金をもっているのはこの派遣局です。その派遣局が研修生たちの「請求権」をだまし取っているのです。

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求職活動

昨年末にベトナム人実習生の雇用保険給付申請を手続きしました。

0561その後、給付を受けるためには日本人と同じく、認定日にハローワークまで行かなければなりません。また、この他に1回以上ハローワークなどに行って求職活動を行わなければなりません。実習生は受け入れ機関を通じてしか新たな仕事に就くことはできませんが、給付を受けるためには、行くだけは行かなければなりません。

この求職活動はJITCOに行くことでも認められます。昨日3名の実習生とJITCOの名古屋駐在にでかけました。ここでも求職票に記入して提出しました。所長には事前に事情を伝えてありますので、改めて企業を紹介してもらえるよう協力をお願いしました。

認定日は16日、第一回の給付金(15日分)が振り込まれるのはその一週間先になる予定です。給付期間は90日ですが、すでに解雇されて1ヶ月がたっていますので早く次の仕事先を確保できるよう、つきあいのある業者にお願いをしているところです。

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6日には中国人の実習生が相談にきました。西三河地方の小さな会社に勤めています。この会社では始業30分には出勤、終業時間後30分は残業代がでないということでした。数人いる日本人の社員も含めて全員がこうなっているようでした。日本の零細企業の実態です。

権利としてはタイムカード通りの残業代が請求できるし、最低賃金ぎりぎりの実習生にまで「自主的」残業をさせるのは問題だと説明しました。実習生全員となるとかなりの金額になります。実習生は会社と争いになるのはイヤだし働き続けたいというのが一番の希望でしたので、選択は本人に任せることにしました。

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あけおめメール

トヨタの研修生K君から「あけおめ」メールがきました。

「あけましておめでとうございます!新年お元気で仕事も楽になります。僕は日本語が下手でいろいろな話しが出来ませんので分かっていただいて喜びます。」

彼はトヨタシンポにも仲間をつれて来てくれました。いつも彼の通訳で助かっています。メールもよくきます。

今朝の中日新聞にベトナムで日本向け芋焼酎をつくっている記事がありました。研修生が日本のことや日本語を覚えて、これからの日本とベトナムの経済交流に大きな役割を果たせるようになればと思います。12

今年も外国人研修生の支援を続けます。6日(日)には中国人研修生が相談にきます。

みなさんからの大きな支援をよろしくお願いします。

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