« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

2008年2月

ベトナムから支援要請

Phuc01b_2 ベトナムに強制帰国させられた研修生Pさんが以下のことを求めています。全文は「KOKUHATUb.doc」をダウンロード 

Pさんは200611月研修生として瀬戸技研工業東海村工場に勤務しました。200711月に実習生となり、実際の残業時間と支給されている残業賃金に差があるのではないかと疑問に思い、1211日~110日までの残業時間を記録しました。 工場内で管理をしている日本人社員に「支給されている額が実際よりも少ないと思う」と相談したところ「日本人でもベトナム人でも残業代の支給の上限は35時間」と聞かされました。

 その後Pさんは25日午前10時ごろ、作業中に会議室に呼び出され、組合と会社が同席する場で即刻解雇、強制送還を言い渡されました。あまりにも突然のことで混乱し、覚えていませんが、瀬戸技研の社員が言った「お前は、研修生の中で、一番日本語がうまいから危険だ」という言葉だけは覚えているそうです。 Pさんは所持していた携帯電話を取り上げられ、工場内の同僚に挨拶することも許されず、そのまま寮に帰宅、荷物をまとめてすぐに成田空港へ連れて行かれました。

 111日~210日分の基本給と1月分の残業代の不足分として33時間分の残業賃金は支払われましたが、帰国の理由を書いた書類には研修生の規定に従わなかったための強制送還であり帰国費用は、本人負担と書いてありました。本人もそれにサインをしてしまいました。しかし、今までに、遅刻や無断欠勤を繰り返したということもなく、残業代に不満を漏らしたための見せしめの帰国に間違いありません。

pさんは会社と受け入れ機関、派遣機関に対して以下のことを求めています。

強制帰国が不当であり、企業の都合による解雇あることを書面で提出すること。

解雇予告手当を支給すること

帰国費用は全額組合が負担すること

保証金・貯金は全額返済すること

                                                                                                                              以上

受け入れ企業:瀬戸技研工業株式会社東海村工場

茨城県那珂郡東海村村松字平原平原何部工業団地31291

(本社 千葉県柏市藤心上人塚前962番地)

日本の受け入れ機関:協同組合エム・ビー・エイ産業振興

160-0023 東京都新宿区西新宿6-20-11-202

TEL : 03-3348-8339  FAX : 03-3348-8656

ベトナムの送り出し機関:TRANCO

| | コメント (0) | トラックバック (0)

徳島では中国語バージョン

Tokushimatyugoku__1 徳島労連から中国人研修生向けに配布している資料が送られてきました。中国語バージョンDLはこちら「tokushima-tyugoku.pdf」をダウンロード

最低賃金の額以外は愛知や各県でも活用できます。平成19年からの最低賃金と残業代を愛知 714円(残業 892.5円)、岐阜 685円(残業 856.25円)となおせばよい。

徳島では労働局がこのパンフレット作成し受入団体に配布していましたが、実習生に渡していないことがわかり、今では技能試験の際に配布しているとのことです。愛知労働局との話愛の中ではそのような取り組みは聞かれませんでした。全国でもっとも研修生の多い愛知や岐阜でもこのようなパンフを配布してほしいと思います。

それでも徳島では「これを経営者に見せて文句を言った労働者が相次いで帰国させられている」そうです。不正を告発した研修生を強制帰国させても、これを指導する機関がありません。これほどひどい人権侵害はないのに、企業名の公開すらしません。仮に組合が入管から不正裁定をうけても、また県に行って別の組合を登録すればなんの問題もありません。こうして研修生に対する労基法違反が後をたちません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ベトナム語版労働条件のしおり

JITCOよりベトナム語版「技能実習生のみなさんへ 労働条件のしおり」が届きました。下記にありますのでダウンロードしてみてください。ベトナム語版「JITCOshioriVietnam.pdf」をダウンロード  日本語版「JITCOshioriJapan.pdf」をダウンロード  

内容は Jitcoshiorivietnam1_2

1.労働契約について

2.賃金の支払いについて

3.労働時間について(残業、休日割り増しも)

4.社内預金の管理について

5.旅券、外国人登録証等について

6.退職時の金品の返還

7.安全衛生と健康管理について

8.適正な技能実習について

と、労働条件通知書の見本、相談先が書いてあります。

4,5の貯金および旅券の管理については最近法務省が新たな指針で厳しく禁止しているので付け加える必要があると思います。

●不適切な方法による研修生・技能実習生の管理の禁止
旅券や外国人登録証明書を預かったり,宿舎からの外出を禁止したりするような不適正
な方法により研修生・技能実習生を管理してはならないことを明記(指針の第2の3(1)
⑨,(2)⑧,第3の2(2)②)。
●研修手当,賃金の支払い
研修手当や賃金を確実に支払うこと。また,研修手当や賃金が振り込まれる口座の通帳
は,本人から要望があったとしても預るべきではないことを明記(指針の第2の3(1)⑩,
(2)⑨,第3の1(3)(4),2(2)②)。

なお、さらに詳しいことの書いてある「研修生・技能実習生むけ研修・技能実習ガイドブック」(全72ページ)もあります。必要な方はメールで相談ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

母国語での労働条件通知書を

Jitco__1  Jitco__2         

JITCOから「技能実習制度利用企業向け雇用・労働条件管理ハンドブック」と「研修生・技能実習生むけ研修・技能実習ガイドブック」をいただきました。

これによればJITCOは「技能実習生向けに労働関係法令の概要を解説した各国語版(日本語ひらがな、中国語、英語、インドネシア語、ベトナム語)による『労働条件のしおり』を作成配布している」とある。今日電話しておくってもらうことにしました。

また労働条件の書面交付についても上記と各国語並記の「労働条件通知書」が掲載されていましたので、これを組合や研修生たちにも渡そうと思います。

このことが研修生・実習生のガイドブックには「この文書は研修生(実習生)にとってたいへん重要な書類ですので、日本滞在中大切に保存してください」と書いてあります。しかし、これまで相談にきた研修生は当初は誰一人としてベトナム語での雇用契約書をもらっていませんでした。どうも昨年の初め頃から取り締まりが厳しくなったようで07年の途中からのものが少し見られますが、全くない会社も少なくありません。

労働条件通知書 「keiyaku.pdf」をダウンロード

知っておこう日本の法律 「sitte.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うるさいやつは帰国

Hr12 雪の中きた研修生の続報

会社には組合を通じて話をしています。昨日もJITCOからベトナム語での雇用契約書をもらい組合におくりました。

しかし夕べ本人に聞いてもらったところ、会社は一か月分の賃金を払って今月で帰国させるようです。彼女は月2~3日の休日出勤が無給でした。会社はGW、盆や正月の分だと言ってるようですが日数を確認しようとした矢先です。

残業代450円の会社は「最低賃金どおり払っている」という回答でした。これも本人に聞いてもらったら、最近そうなったようで、1年目が400円、2年目が450円だったようです。

先日の女性二人も解決金をもらったらすぐに帰国でした。また、今度は茨城県の工場から強制帰国させられたというメールも届きました。残業代が少ないのではないかと疑問をもった研修生が会社の人に聞いたのが発端のようです。研修生の中で一番日本語がうまい彼が他の研修生に影響を与えそうだとみたようです。

昨日岐阜県の業者が摘発されました。彼らは不正の告発を恐れています。だからすぐに帰国させてしまうのです。帰国は組合で手続きが必要ですから、場合によっては組合ごと不正を打たれてしまいます。

研修生たちには会社にいう前に残業時間など十分記録をとっておき、帰国数ヶ月前に告発することをすすめています。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

岐阜に不正組織

Photo_2 岐阜県で研修生の賃金を最賃以下で働かせる〝ゼロ次機関〟が摘発された。

愛知、岐阜には不正処分を受けた組合経験者がブローカーとして活動したり、代表者の名前を変えて別の組合をつくっていることが少なくない。このようなブローカーは外国の派遣機関とのツテを持っている。外国の方で日本の労働法に違反した契約書を交わしているから最賃違反が表に出ない。ベトナムでは手取りで7万とか8万で説明していることも珍しくない。

入管はゼロ次機関は想定外としているが、そもそも一次でも二次でも受入機関を日常的に把握している窓口が決まっていないのが問題だ。直ちに研修・実習の届け出先を一本化すべきだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大雪の中を岐阜から

今日は名古屋も大雪ですが、さらに大雪の岐阜県から4名の研修生が相談にきました。

4名ともベトナムの派遣局はハノイのA、受け入れ組合はKクリエイトです。

1社の研修生はもうすぐ帰国なので有休をほしいと言ったがダメと言われた。とらせてほしいという相談でした。しかし、実態を聞くと月のうち、2~3回は土曜日に働いているが、月給は変わらないということでした。残業代は平日の分だけ。土曜日は社員は休みだが、研修生はタイムカードなしで働かせています。

1社は岐阜市にある会社ですが、2年目と3年目の残業が450円しかもらっていません。給与明細もありません。毎月100時間くらい残業していると言っています。もちろん有給休暇などきたこともありません。

2社とも貯金通帳とパスポートは会社が預かっています。法務省の通達など全く関係ありません。雇用契約書もはっきりしません。とにかくベトナム語での説明書類を渡さないので、ますます不信が募るばかりです。

0090 これですでに20社近くの相談がきています。組合が違っても、派遣局が違っても、会社が違っても不法行為が後を絶ちません。制度の問題点を根本から洗い直すか、5省がどこも責任をとれないなら廃止するしかないと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

休日分をとって帰国

2 木曜日の夜8時頃に、以前相談のあった研修生から電話がかかってきました。「いま、金山にきました。くれまつさんいますか」ちょうどある組合で学習会の講師で話を終えたところでした。「私たち明日ベトナムに帰ります」と言います。

学習会を終えて、至急金山へいくと、二人が待っていました。2週間前に愛労連大会のあと面談したIとNさんでした。S社の方からすぐに帰国することを条件に、この間の休日出勤分を全額支払うことになりました。

1年半、毎週6日働いてきましたが、月給は最賃*週40時間分しかありませんでした。「お正月も元旦の半分休んだだけ」と言っていました。実習期間はまだ半年ありましたが、会社の方が手を切りたかったようです。

帰国前日も仕事をして、その後帰国の準備。「寮の掃除も点検されたので、この時間しかこれなかった」と言っていました。私も金曜日はトヨタへの要請が入っていましたので、9時過ぎになるけど待っててもらいました。

二人とも日本語が上手で、帰ったら経過の報告書を「ベトナム語と日本語で書いて送る」と言ってくれました。ベトナム語での報告文は他の研修生のために役立てようと思います。

昨日名古屋空港を発ちました。「メールも送るね!」と言ってました。手紙を楽しみに待つことにします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

またしても時給600円

今日は二人の研修生(実習生)が愛労連に相談にきました。0111

07年1月からの給与明細をもってきましたが、基本給を22日で割ると、時給680円にしかなりません。残業代は694円で、07年の最賃としては良いのですが10月からの改訂がされていません。

さらに休日出勤をみると、60時間を超える月も。聞けば土曜も日曜も出勤したとか。残業時間も100時間をこえ、朝まで働いたこともあるとか。深夜割り増しなど全くありません。

さらに驚くことには06年は残業代が時給600円!またしても600円!さっそく、組合に電話しました。

実習生たちは「ベトナムで(600円の)契約書にサインしてきた」といいます。〝600円〟の組織がベトナムにあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »