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うるさいやつは帰国

Hr12 雪の中きた研修生の続報

会社には組合を通じて話をしています。昨日もJITCOからベトナム語での雇用契約書をもらい組合におくりました。

しかし夕べ本人に聞いてもらったところ、会社は一か月分の賃金を払って今月で帰国させるようです。彼女は月2~3日の休日出勤が無給でした。会社はGW、盆や正月の分だと言ってるようですが日数を確認しようとした矢先です。

残業代450円の会社は「最低賃金どおり払っている」という回答でした。これも本人に聞いてもらったら、最近そうなったようで、1年目が400円、2年目が450円だったようです。

先日の女性二人も解決金をもらったらすぐに帰国でした。また、今度は茨城県の工場から強制帰国させられたというメールも届きました。残業代が少ないのではないかと疑問をもった研修生が会社の人に聞いたのが発端のようです。研修生の中で一番日本語がうまい彼が他の研修生に影響を与えそうだとみたようです。

昨日岐阜県の業者が摘発されました。彼らは不正の告発を恐れています。だからすぐに帰国させてしまうのです。帰国は組合で手続きが必要ですから、場合によっては組合ごと不正を打たれてしまいます。

研修生たちには会社にいう前に残業時間など十分記録をとっておき、帰国数ヶ月前に告発することをすすめています。

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コメント

研修生への不当な扱い。
事実確認をする時間を与えない強制帰国。

会社の人たちは、言葉が通じないから、研修生だから…何も文句は言ってこないだろうと思っているようですね。

研修生にも日本人の味方がたくさんいるのだということを、会社の人たちに早く気づいて、自分たちの姿勢を改めてもらいたいと思います。

投稿: YK | 2008年2月16日 (土) 12時01分

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