研修生の強制退去はしない
仁比議員が福島での倒産・賃金未払いと強制「ちょきん」の実態を報告。「賃金を払ってもらえない彼女たちは山の木を拾って暖をとった」など生々しい報告に、大臣たちも圧倒されました。
参院ビデオライブラリー
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/consider.php
から、27日・法務委員会・仁比質問へ
強制的に控除された「ちょきん」は不払い賃金とみなすのかという質問に、基準局長は「実態に応じて」と応え、これを否定しませんでした。さらに研修期間中も含めて残業代が時給400円ということについても「最低賃金にみたない場合は最低賃金で計算する」と応えました。
不払い賃金の立て替え払い制度では8割が払われますが、その中に残業代と強制貯金が算定されるようになると思われます。
この事件も送り出し機関はコクヤンです。仁比議員は「送り出し機関、受入機関の不正が明らかになった場合、責のない研修生をビザ期限を理由に帰国させることの無いように」と求め、入管局長がこれを確約しました。
コクヤンからの派遣で入国しているベトナム人は全国で1500人いると言われています。愛知で支援している研修生の多くもここからです。昨年の豊田技術のことがありましたので、たいへん心配していましたが、この入管局長の答弁を引き出したことでやっと安心しました。
仁比さん Verry Good Job!です。
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