今日は岐阜と犬山から
今週もまた新しい研修生が相談にきました。岐阜県川辺町のS社と、愛知県犬山市のK社です。
S社は2年目の残業代が600円でした。岐阜は愛知県より最賃がやや低くなっていますが、それでも838円とか843円になります。しかもM自動車の部品をつくっているというのですから岐阜県の「自動車・同付属品製造業」産業別最賃の適用の可能性があります。その場合には100円以上高くなります。それと驚いたのは2年目は基本給が7万円、社保はひかれていないけどTAX4000円というのがあります。
K社は1人の研修生の基本給が最賃よりはるかに低いこと。さらに残業代は500円、700円。ところが給与明細には残業時間が書いてありません。出勤日数は28日とか29日。どうなってるのか、さっぱりわかりません。
両者とも送り出し機関はA、受入機関はKで、以前に雪の中を相談しにきた研修生と同じです。研修生たちはベトナムでAとの契約で残業代は600円でサインしたと言っています。
もちろんパスポートも貯金通帳も会社が管理しています。月曜日に組合に連絡します。毎週、毎週相談がきますが、いったい行政は何をやってるのでしょうね。
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