海外からも調査
先週は研修生問題での相談、来客、取材に明け暮れました。さらに横浜からも「岐阜の研修生が逃げてきた」という連絡も。
2日午前は別のユニオンと調整中にK組合の役員がきて、この間の問題について話し合い。「すべて是正したい」ということでしたので、対応をお願いしました。その間には入管からも電話があり、事情を聞かれました。午後にはA組合の理事長が来局。愛労連の出した要請書に一部訂正を求められました。すでに前のページに修正を加えた件です。
組合の役員は二人とも研修事業についてはベテランで、相手国の事情にもたいへん精通されていました。研修生のさまざまなトラブルにも関わってこられたので、関わって一年たらずの愛労連とは知識も情報も全く違います。この制度の問題点や改善方向にもよく話されました。しかし、二人とも中間ブローカーの存在については多くを語りません。
3日にはアメリカの人権運動・労働問題の団体からインタビューがありました。主にはトヨタ関係のことを聞きたかったようですが、研修生の問題はトヨタに限らない事を説明しました。
来週もすでに2社入っていますが、これが不正の告発にとどまらず、制度の抜本的な見直し、そして行政組織が一本化して管理・監督することにつながるように希望しています。
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