中国から、バングラディシュから
金曜日にはバングラディシュから研修生を受け入れている団体が来局しました。バングラディシュ人の失踪が多いので、企業が3年の契約を破棄して帰国させると言っているようです。団体からの相談がきても困るのですが・・・・。
団体の言い分はともかくとしても、研修生が全くの「出稼ぎ」できていること、最低賃金を守らなければならないということは見解が一致しました。彼らの言い分では「不法就労をつかう企業が多いから失踪者がでる。不法就労の取り締まりを強化すべきだ」といいます。
ベトナム、中国より経済的に厳しい国からの「出稼ぎ」研修生には、さらに多くの問題を感じました。
今日は中国人の研修生についての相談。ここでも本国での契約書がでてきました。週6日、48時間労働になっています。残業代は300円、350円となっています。他にも罰金のことが書いてあります。
本国における契約についても、行政がきちんと調査し、監督するように制度を改善することが必要です。
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