ありがとう*2
一昨日、岐阜の研修生から「会社お金払ってくれた。私、12日土曜日にベトナムに帰る。ありがとう」と電話がありました。2月に大雪の中を相談にきたHさん(女性)です。3月に電話した時にはカゼで声が出なくて話せませんでした。元気な声が聞けて、とてもうれしくなりました。
昨日は取材が2件。夜、「金曜日」のKさんと研修生の寮に行きました。Kさんは研修の実態と合わせてベトナムでどんなくらしをしていたのか、日本にきて困ったことなども聞いていました。私はあまりこういうことを聞いていなかったので、いろんなことを知ることができました。
日本語研修をしてからも2年も待機。日本で働きたい希望者はとても多いようです。高校をでてからは家の手伝いしかしていない、働く場所が少ないこと。100万円くらい稼いでも銀行から借りた利息や派遣局に払う金などで残るのは40万くらいになること。銀行の金利が高い(10%ほど)ので、日本で貯金するより、早くベトナムに送って返したいこと。一ヶ月の生活費は数万円で他はベトナムに送っていました。
取材が終わったら「ご飯食べていって」と夕食を誘われました。男の子3人ですが春巻きとビーフンのシチューがでてきました。3日前に連絡しておいたので、準備しておいてくれたようです。ニュクマムもつけて、とても美味しくいただきました。感激です!お礼の掛け物もくれました。ベトナムの両親からもお礼を言うように言われたそうです。「馬到成功」(たちまち成功する、うまくいく)
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