ある時だけの仕事?
今朝、愛労連は最賃デーでハンストを行っています。その最中に2本の電話
1本はセントレアから。先日社員旅行のことなどで相談のあったMの研修生から。「これからベトナムに帰ります。お世話になりました。ありがとうございました。さようなら」と、とても礼儀正しい子たちです。旅行のことや有給休暇の不足分など、会社の方がすべてやってくれましたのでみんな喜んでいました。彼らとは先日、一緒に晩ご飯を食べました。「080615.3gp」をダウンロード (Quick Timeビデオ)
その後にまた別の研修生から電話があり、「今日、ヒマですか?」。会社を休んで相談にくると言うので(ヒマじゃないけど)金山駅で待ち合わせ。
本人が言うには「私のやっている仕事がないので、今日から8月まで休み」「日本人の先生も40~50日休み」「会社は給料くれないと言っている」
会社のカレンダーと給与明細をチェックすると、土曜日の出勤はあるものの、年間休日は105日、通常時給も残業時給も法律の最低限ぴったり。ここは問題なかったのですが・・・
「有休休暇は一度も取ったことがない。給料用口座のキャッシュカードはもっているが、この通帳と貯金用の通帳・印、パスポートは会社が持っている。社長に言われて研修中にトラックを運転し、ぶつけた。ところが実習生になってからこの分を通帳から5万円ひかれた」といいます。
会社に休みのことを問い合わせたところ「そんなことは言ってない」「研修生の誤解」というので明日から仕事に出ることになりました。本人にすぐに連絡しました。
その後「ついでに」ということで、「日本人は受注があったときに集中的に働いて、暇な時期にはまとめて休むということにしている」「ベトナム生はこういうのダメですか?」と聞かれました。
彼が「先生」と呼んでいる職人は「請負契約」になっているそうです。その彼が40~50日仕事が無いそうなので、研修生が「自分も8月まで休みだ」と思ったのは、単なる誤解か、なにかあったのか。
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コメント
誤解なような気もしますが、そうでないような感じもしますね。
投稿: | 2008年6月20日 (金) 00時16分