帰国手当で合意
会社が不正処分をうけて帰国することになった研修生の交渉が行われました。
彼らは昨年いったん解雇されて雇用保険受給後、また働き出したところです。3年間の期間満了まではまだ3ヶ月あり、ここから新たな会社にいく選択もできますが話し合いの結果、会社が帰国にあたり一定の補償をおこなうことで帰国することになりました。
昨年の「指針」改訂で受入機関の不正があった場合には新たな受入先を探すことになりました。しかしそれでも見つからない場合には帰国することになっています。その際にどのような補償を行うかまでは定めていません。
今回の話し合いでは会社が誠意を尽くして研修生のために一定の補償を行うことで合意ができました。今後コクヤン関係の処分で企業を異動する研修生がでてきますが、今回のことは一つの例になるものです。
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夕べE関係の研修生から連絡がありました。先週日曜日に相談にきた中国人です。組合の方から以前働いていた会社に「是正をさせるよう話す」と話があったようです。結果はまた聞くことにしました。
最近、関係当局のみなさんの迅速な動きがでてきました。
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