失踪で儲ける組合
今日の中日新聞は外国人研修制度の問題を大きく取り上げていました。(特報)
そこには悪い送り出し機関のことが書いてありました。私もひどい契約書を何回も紹介してきました。一方日本の悪い受入機関のことはあまり書いてありません。
「15 派遣局(TMD)は研修生・実習生が逃亡をした場合、事の事情を問わず逃亡者1名に付直ちに罰金(600,000円)を日本側に支払うこと。
入管の指針では20%を超えると「不正行為」とされていましたから、100人入れて10人くらい逃がせば600万円のもうけです。
私のところには「組合がブローカーに情報を流している」という電話もありました。
受入機関を次々と認可している行政の責任が問われなければなりません。「外国の派遣局のことはうちでは対応できない」としているところに制度の欠陥があります。
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