とても良い会社なのですが・・・
今日は愛労連の本業である評議員会がありましたので、研修生の相談は夕方から受け付けました。3社、15名が来局して夜まで話を聞きました。
2社は8月に相談にきた会社で、すでに組合には話をしてありますが、まだ研修生には話が伝わっていないので週明けにも決着をつけたいと思います。
もう1社は、労働条件ではなく生活管理の問題です。これまでにも若い経営者のところであったのですが、外国人に対する無理解からかコミュニケーションがうまくとれていません。
ベッドの部屋に監視カメラをつけ、研修生達が抗議して入らなかったらホースで水をかけたというのです。ケイタイでとったビデオをみせてもらいました。食品の買い出しに20分かかるのですが、自転車は危ないからと禁止されているとか、いろいろな不満も聞きました。聞いていて悲しくなってきました。
若い経営者で、研修生が言うことを聞かないので、苦労していることも伝わってきますので、どう話したらいいか悩ましいところですが・・・。
他の会社ですが、研修生達がベトナム語で話していることが、どうも自分のことを悪く言っていると感じて怒っていました。言葉が通じない外国人とのコミュニケーションはまず信頼関係の構築が必要です。必要な管理はありますが、一方通行では逆効果で、さらに悪循環に・・・困ったものです。
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前回の記事にコメントがついていますが、私もこの制度すべてを否定している訳ではありません。しかしこの制度を悪用しようとしている組織が少なくないのが実情です。先日の大臣官房審議官との面会は政府も問題の重要さを承知しているからです。
韓国の現状については昨日の朝日新聞に載っていました。
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