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2008年10月

出版の遅れについて陳謝

このブログをまとめた本「トヨタの足元で ベトナム人研修生・奪われた人権」(風媒社)の発刊がまだできていません。当初9月下旬、10月1日、さらには10月30日発行予定と案内してきましたが、本日未だに手元に届いておりません。予約いただいた皆様にはご迷惑をおかけしております。たいへん申し訳ありません。

本の出版は初めてですので、事情がよくわからないのですが、10月初旬には印刷校正を終えております。出版社からは「今月末には」と言われておりますが、先ほどは「今週中には見本が届く予定」となっておりました。まもなく(何度も言って済みません)でると思います。

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三月の閣議決定について進行状況を法務省に問い合わせています。国家公務員の定員削減のなか、人員を増やせないという理由が繰り返されているようです。未だに予算をつけていません。JITCOに昼休みと土曜日の相談窓口を設けさせただけです。これでは何の役にもたちません。決定は「土日・夜間の母国語による相談窓口」(平成20年度措置)です。

昨日はフィリピン人研修生についての電話でした。0090 「パスポート取り上げ・強制貯金4万円、ケイタイ電話禁止で外部との接触も厳しく見張られている」とのことでした。何とかして来てくれればと願っています。

「事件は現場で怒っているんだ!」>>法務省

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今日もあわただしく

岐阜ハローワークから「今日会社を呼んで雇用保険の手続きを行ったので、研修生に来るように行って欲しい」と連絡。感謝です!

昼過ぎには「研修生問題を研究したいので」と学生(社会人)が来局。

2時には元コクヤン研修生が貯金を取り戻したいと相談。あちこち手配しているうちに夕方に。もう一件相談があり、これで60件目になる。

JITCOから「女性3名、金属プレスの仕事が見つかったので連絡を」>アケボノに連絡して本人に紹介。あと求職は金属プレスが2名と溶接2名。これもJITCOに感謝!

この間にも派遣切りの問題で取材の電話が何本も入る。JMIUにきくと自動車関係の仕事が3割も減っているという。一方で名古屋市関連の非正規労働者の時給引き上げも要求書を出さなければ。てんてこまいだ。

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不正機関からの失踪

不正を起こした国際労研の研修生3人のうち一人は帰国しましたが、また一人失踪しました。

彼らは8月1日までが研修期間でしたが、受け入れ機関の不正でビザ更新ができず、11月1日まで3ヶ月の出国準備ビザしか発給されませんでした。会社はパスポートを渡さず、彼らがビザの切れるのを知ったのは先輩実習生が愛労連に相談にきた10月中旬でした。

あらたな受け入れ先は探されておらず、月末で帰国を言われました。雇用保険もなくビザを延長して受け入れ先を探すこともできませんでした。借金があり、帰国できない研修生は逃げるしかありません。

受け入れ機関が不正処分をうけても、公表されません。研修生は自分たちがそういう状況にあることを知る由はありません。しかも「手続き中」といってパスポートを取り上げられていると、全く知らないうちに残ったビザの機関もなくなっていました。

あらたな受け入れ先は不正をおこした機関が探すことになっています。しかし、ほんとうに探したかどうか研修生にはわかりません。そもそも不正を起こした機関を信用することが間違いです。ここにも制度の問題点があります。逃げた研修生は制度の被害者です。

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フランスのジャーナリストが来局

今日はフランス人のジャーナリストが愛労連にきました。ちょうどコクヤン関係の研修生が相談にきていましたので、彼らにいろんなことを聞いていました。

どうして日本にきたのか、ベトナムでの仕事はどうだったか、日本にきてどうだったかなど、インタビューしていました。フランス語とベトナム語の間を日本語で通訳するというややこしい取材でしたが、とても熱心に聞かれていました。コクヤンのことや研修制度の問題も聞いていました。

愛労連からは愛知県で研修生が増えていることや、今年になって急激に雇用環境が悪くなっていることなどを説明しました。081024

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先週、24日に中日新聞(県内版)が私の書いている本を紹介してくれました。このブログをまとめたものです。当初予定していた発刊日を一ヶ月以上遅れての出版になりますが、30日には出る予定ですのでよろしくお願いします。

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労基署が指導

 岐阜県の労基署にお願いしてあった寮費の件で「事理明白でないものについてはいったん返し、本人との契約があるものだけとするように指導した」と連絡が入りました。今月中には指導に対する回答をだすようになっているようです。 しかし、研修生に確認したところ「会社からはまだ何も聞いていない」とのことでした。また申告したうち、労基署の指導のあと一人が失踪したそうです。

 これからお金を返してもらうときに逃げてしまって、取り返せません。もったいないのに、逃げた理由はわかりません。研修生にはそれぞれ母国での事情に大きな違いがあり、一概には言えませんが、経済的に厳しい場合に失踪が多いようです。 一方、彼女は「小さなカバン一つで、荷物を置いていった」という情報もあり、計画的に失踪したのか、誰かに連れて行かれたのかもしれません。本人からの連絡を待つしかありません。

 今週、2件の相談について改善の連絡が入りました。監視カメラについてもなんとか撤去の話がまとまったようです。一方、景気の悪化で受入企業の状態が最悪ですぐには話がまとまりそうにない事件もあります。金融経済危機の影響が研修生にまで広がるのが心配です。

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今日は労基署関係の労働組合の定期大会があり、あいさつに行ってきました。毎年厳しい定員削減が続くなか、外国人雇用状況報告が始まり膨大な事務作業になっていました。10月からは雇用改善のため事業主指導が始まっているとのことでした。

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「結核が治った」

8月に結核で入院し、退院したけれど会社から「社員が心配するので」とやめさせられると相談があったSから「昨日から仕事に出られるようになった」と電話が入りました。0576

退院した時には数値も下がっていましたが、社員やその家族から「うつるのでは」と心配の声がでて、保健所にもきてもらい社員に説明しても納得してもらえず課長さんも困っていました。会社も「ここは名古屋と違って田舎なので」と言われました。「ベトナムから菌を持ってきた」という話も噂として聞かれたようです。

組合からも「他の会社に移るか、見つからなければ帰国」と言われ相談にきました。日本人だったらこうはならないのですが外国人だとこうなってしまう。会社も悩んでいました。

そこでもう一度病院で診断書をとってもらい一ヶ月の休業にして健康保険の休業給付を受けることにしました。さらにもう半月休んでいました。その間に社員に理解してもらい、昨日から一緒に働けるようになりました。さきほど報告の電話がありました。

間に入ってもらった課長さんにも感謝です。m(_ _)m

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貧困問題に取り組まない組合は・・・

19日に開催された「反貧困 世直しイッキ集会」でも外国人研修生・労働者の問題が取り上げられていました。為替レートの関係で「彼らは帰ればセレブ」との御意見もありますが、この集会で掲げたスローガンは「垣根を越えてつながろう」でした。日本人の貧困問題は外国人問題と同じ元凶であり、直接つながった問題だということをみんなが直感しています。そこでは「まず日本人を救え」ではなく「つながろう」です。そして「貧困問題に取り組まない政治家はいらない」というノボリの向こうには「貧困問題に取り組まない労働組合もいらない」と言っているように思えました。

それにしても零細業者の経営は深刻です。この集会にむけたシンポジウムでも零細業者が住民税の未納で売上金を差し押さえられた事件が取り上げられていました。消費税の基準が引き下げられ、零細業者にも消費税の負担がのしかかっています。住民税・国保料の払えない零細業者が急増しています。0525

こんなところで、外国人研修生を「格安」で使い、さらに不払い賃金が発覚するとたいへんです。労基法違反は厳格に罰しなければなりませんが、払えるか払えないかは別問題です。零細業者の場合には簡単ではありません。これは日本人でも同じです。

そこまで行かないうちに、制度の遵守を徹底するようにしなければなりません。「一度そこに手を出したら二度と日本人を雇えなくなる」と最低賃金までは払ってもらうよう説得しています。

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不正企業から失踪

先週から相談に来ているT社の実習生にビザ延長の知らせがきた。今日、名古屋入管に連れて行って90日間のビザをもらうことができた。その後名古屋JITCOに行き、新たな受け入れ先を探すためて手続きを行った。受け入れ機関がやらないので入管手数料は自分たちで払った。0141

彼らの話では同じ受け入れ機関=国際労研の研修生3名のうち一人が逃げたという。この受け入れ機関は春に不正裁定を受けており、8月1日に実習生へのビザ変更を認められなかった。11月1日までの出国準備ビザしか発給されていない。受け入れ機関はパスポートを預かったままで、今週初めてもうすぐ帰国を告げられた。多額の保証金を借金してきている研修生は逃げるしかない。

法務省は企業や受け入れ機関が不正処分された場合、受け入れ機関に対し新たな受け入れ先を探すよう求めている。しかし、不正を受けた企業名は公表しない。研修生たちはビザが切れるまで知ることができない。今回のようにビザ更新手続きのためといってパスポートを預かってしまえば、さらにしばらくわからない。

前にも書いたが不正処分された受け入れ機関に新たな受け入れ先をさがすメリットはない。探さなくても罰則はない。そんなことをするより、ぎりぎりまで働かせて帰国させてしまう方がよっぽど簡単だ。入管手数料だって払わなくて済む入管の指針は変わったが、これをやらせるしくみがない。

これでは不正の告発が増えるだけ失踪が増えていくことになる。政府は直ちに土日夜間の母国語相談窓口を実施し、研修生たちの相談に応える体制を整備することが求められている。

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警察に突き出すと脅され

不正処分をうけたT社の実習生について、岐阜のハローワークから「雇用保険への加入実績を確認したので給付手続きに入る。離職票は会社に出させます」と連絡が入りました。JITCOにもお願いしてあらたな実習先を探してもらうことにしました。溶接が二人、金属プレスが二人です。あらたな雇用先を確保するまでの間、雇用保険をうけることができます。(90日間)

しかし今日実習生から入った電話では「会社は予告手当だけ払って帰国さ0089 せる。残っていたら警察につきだし、不法滞在で捕まる」と言われたようです。ウソを言って帰国させようとしています。彼らはすでに延長手続きを済ませており、警察にも伝えてありますので、捕まることはありません。

また先日H君が殴られた件についてT会長は「相手も鉄パイプで殴り返され、その日病院に行った。警察にも届けてある」と言いました。このことを実習生達に尋ねましたが、みんなはH君だけが一方的に殴られたと言っていました。T会長のウソではないかと思います。警察への届け出を確認したいと思います。

法務省の指針では受入機関の責任で新たな実習先を探すことになっています。私が聞いたらT会長は中日本支部の取引先で1社、愛知支部の取引先で2社にあたったが、不景気と実習生の素行が悪いのでダメになった」という回答でした。私が「そちらの法人は処分されてるからダメなんじゃないの?、お願いした組合はどこなの」と聞くと「処分されたのは東京の本部」とかいろいろ言い訳をしていました。これもホントかウソかわかりません。

入管の新指針もこれを監督する機関がしっかりしていなければ、結局研修生・実習生は帰国させられてしまいます。今回の件は受入機関の責任をしっかりさせたいと思います。

実習生には新たな実習先を探すまで、寮に居座るよう話しておきました。強制退去させるようであれば、こちらもそれなりの対抗措置をとらなければなりません。

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実習生にも雇用不安の影響

不正処分を受けたT社の実習生。今日会社から解雇予告手当の支払い、離職票の発行、帰国旅費の支払い、帰国まで寮の利用を認める回答がありました。すでに短期ビザ、雇用保険給付の手続きを済ませていますので、新たな受け入れ企業があればもう一年働くことができます。0561

しかし、この組合にはもう一社、K社に研修生3名と実習生1名がいます。研修生のビザは切れて、11月1日までの出国準備ビザになっていました。研修生には雇用保険がありませんのであと2週間で仕事が見つからなければ暮らしていけません。

指針では不正処分を受けた機関が責任を持って次の受け入れ機関を探すことになっていますが、探したふりだけでも罰せられるわけではありません。さらにトヨタの減産で愛知でも簡単に見つかる状況ではありません。入管も「1年前とは全く違う」、JITCOでは「日本人と一緒に実習生が解雇されることがあり、それはだめだよということがある」といいます。指針がただの念仏になりかねません。

さて、昨夜は広島・福山のK社から、今日の昼は一宮のI社の研修生から相談の電話が入りました。広島の相談は広島県労連のM事務局長にお願いしました。I社はコクヤン関係でしたが日本語がイマイチでしたので通訳にお願いしました。

「いったい政府の相談受付はいつから始まるんだ!」と、 お怒りモードの今日この頃です。

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政府は3.25閣議決定実行を

金曜日が夜10時までかかったのに、土曜日午後もまた相談。その相談を受けている最中に新たな相談の予約。火曜日の夜に来ることに。できるだけ本業の仕事に差し障らないようしていますが、それでもいろいろ迷惑をかけており、指摘されています。0132

政府は3月25日の閣議決定で土日、夜間を中心に母国語での相談を行う(平成20年度措置)としていますが、JITCOが土曜日を少し広げただけです。

インドネシア語毎週火曜日
毎週土曜日
11時~19時(13時~14時昼休み)
13時~19時
中国語毎週木曜日
毎週土曜日
11時~19時(13時~14時昼休み)
13時~19時
ベトナム語毎週金曜日
毎週土曜日
11時~19時(13時~14時昼休み)
13時~19時

電話 フリーダイヤル 0120-022332、 一般電話 03-6430-1111

しかし、これすら研修生の大半は知りようがありません。義務づけられておらず、とくに不正をする受け入れ機関が、わざわざ教えるわけがありません。実際、どれだけ実績があったのか聞いてみたいと思います。

会計検査院の調査では2006、07年度で計約1万2700人が失踪または途中帰国しています。不正で処分された機関の多くはあらたな受け入れ先を確保するなど自分の利益にならないことはやりません。探さず帰国させてしまっても、何の罰則もありません。そして帰国間際に相談にきます。

政府には20年度措置としたものを補正予算で直ちに実行するよう要求します。

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入管・労基署・ハローワーク・病院・警察

昨日の不正問題の研修生をつれて、一日手続きにまわりました。0090

名古屋入管では新たな実習先を見つける期間として90日間の短期ビザを申請。事情はよく知っているので速やかに受理されました。会社は帰国に応じなかったらビザが切れるので警察に突き出すと言っていましたが、これでオーバーステイの不安がなくなり、みんなの顔が明るくなりました。

次に岐阜労基署へ。会社は不正裁定を受けたことを研修生には黙っています。「誓約書に違反したから帰国させるだけ」と言っています。誓約書は会社がもっていますので中身がわかりませんが、他社のものを見ると、一方的な内容で中には人権問題となるものが少なくありません。しかし、これにサインしなければ帰国させられるので研修生は全員サインしています。しかし、今回帰国とされた研修生のなかには友達をとめていないH君まで入っており、会社が不正を受けたための解雇に間違いありません。労基署には予告手当の支払いと離職票の発行を求めました。

その足でハローワークへ。ここでも「あそこは派遣会社だね」と事情を理解され、ただちに雇用保険給付の手続きを行ってもらいました。離職票はありませんが給与明細をもっていましたので、これでやってくれました。会社には離職票を出すよう指導してくれるそうです。

さらにH君が金属パイプで殴られた件で病院へ。発行してもらった診断書をもって各務原警察に行きました。何しろ4月のことですので、どこまでやれるかはわかりませんが、言葉が通じないし、保証金のこともありすぐに警察にこれなかった事情を了解してもらいました。傷害か暴行かどちらか、会社に調査に入ってもらうことは約束できました。

今朝の新聞には技能実習生の失踪・帰国が1万2千人もいると報道されていました。不正処分が増える中、T社のように帰国させてしまう会社は後をたちません。またH君のように暴行をうけ、逃げるしかない実習生も少なくありません。T社は氷山の一角であり、その点で泣き寝入りせず警察に申告したH君の勇気は大切です。

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また不正組織で

「今週の土曜日に帰国させられる」と4人の研修生が愛労連にきました。「友達を寮に泊めたのを会社に見つかった」「先輩は罰金だったが、僕たちは帰国」

 この会社(T派遣会社)はこの春に不正裁定を受けていて、実はこの4人は今週でビザがきれることになっていました。その事は一言も言わずに研修生のせいだけにしようとする派遣会社でした。

この会社は同時に第一次受入機関国際労働運動研究協会の中日本支部となっていて、実際は請負(偽装?)の形で研修生を他の企業に派遣しています。企業からは毎月55000円もの費用をとっていました。この協会も不正裁定を受けています。

寮に友達を泊めたことは「誓約書に帰国させると書いてあり、研修生のサインがある」と言っていますが、そのことと解雇は別問題です。

しかも、解雇される4名の中には、友達を泊めていない研修生もいました。彼は派遣先で仕事が遅いと金属ポールで殴られ病院で治療を受けたことがあります。

T社は、「ケガなどさせていない」「新たな受入先を探していたが、この件でダメになった」と言っています。こんな不正組織の言うことは信じられません。

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今週末に強制帰国

昨夜は10時過ぎまでかかって解決したというのに、今日は朝からベトナム人の電話が入りました。

「今、2年目の終わりです。あと1年間あります。だけど会社は今週土曜日にベトナムに返すといいました。理由はわかりません」

どうも一人ではないようです。

夕べ解決したコクヤン関係のI社のT君と、少し前に解決したM社の女性二人が帰国のあいさつにきました。3人とも喜んでくれました。ベトナムの住所も聞きましたので、後で本を送ろうと思います。

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Photo 熊本県労連から、中国人実習生裁判支援のお願いがありました。裁判中の生活支援のために物資販売を始めました。何種類かありますが「マイ箸セット、箸袋」が一番お金になりそうだったので、この注文を取ることにしました。

チラシを活用ください。「kumamotosien.pdf」をダウンロード

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帰国2日前でやっと解決

0091  コクヤン関係の相談を5件も抱えています。昨日相談にきた女性たちの新たな実習先については、組合だけでは間に合わないのでJITCOに相談することにしました。昼休みには西尾の労組役員から「中国人研修生の問題が一件解決した」と報告がありました。残業代が350円で差額を全部とれたそうです。

「コクヤンのいうとおりにやってきたので、我が社にはなんの問題もない」と言っていた会社には、なんとか事情を理解してもらい、研修生もなっとくする線でまとまることができました。夜10時過ぎに研修生と組合通訳、会社と3人からそれぞれ解決報告の電話が入りました。やれやれです。

家賃の問題で申告をだしてある多治見労基署の監督官からも電話が入りました。5人の研修生にあって話を聞き、会社からもきちんと資料を取ってくれたようです。しっかりやってくれるので本当に助かります。やはり来年度の法改正では労働者として扱うことが絶対必要だと思いました。

名古屋入管にも経過を報告。こちらも少ない体制の中頑張ってもらっています。しかし、全国で外国人研修生が一番多い東海地方。名古屋入管の体制補充がないと、これ以上の不正告発が難しいのが実情です。

派遣法、後期高齢者、保育園民営化問題、秋の賃金交渉・・・・愛労連の運動もますます忙しくなるなか、研修生問題にさける時間も限度があります。

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コクヤン関係の対策を

今朝はGネット関係の研修生が解決の報告にきました。7月に相談にきた3名の女性です。岐阜労基署から聞き取りを行ってもらったことが効果があったようです。

午後には小牧のM社から3名の女性が相談にきました。コクヤン関係で会社が不正裁定を受けたため、会社を変わらなければビザの延長ができないと言われました。

8月には1社の研修生を他県に異動させました。この会社も不正はわかっていましたので、すでに異動先を探していると思っていたのに、見つかってなかたったようです。組合から「1月までに見つからなければ帰国」と言われたようです。この他にもコクヤン関係で現在2社の交渉が続いています。

コクヤンの関係については30数社の調査が行われていますが、その後の対策は組合まかせです。組合の担当者が「見つからなければ帰国」というと、研修生は不安になります。大量失踪を防止するためには、国が責任をもって対応策をとる必要があります。

そのために8月、法務省大臣官房まで要請したのです。国は知らなかったではすまされません。9月中旬には30数社の報告も上がっているはずです。明日、再度新たな研修・実習先確保を要請します。

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エンジニアとしてきたのに

080628_2 今日、T社にいたBから「ハノイの自宅についた」と電話がありました。2年半ぶりの自宅でとてもうれしそうでした。先日、お別れに食事をしました。3日までで契約を打ち切り、解決金をもらって帰ることになっていました。

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ところで、今日事務所にいくと英語のメールが入っていました。他の迷惑メールと間違えて消してしまうところでしたが、タイトルに Vietnamese と Help が入っていましたのでベトナム人からの相談だとわかりました。

添付ファイルに英語版とベトナム語版の手紙がついていました。英語はさっぱりですので、あちこちに翻訳をお願いしようと思っていたら、大使館の通訳もやったことのあるIさんが、さっと翻訳しておくってくれました。札幌の住宅リフォーム会社に派遣され技術者のようです。就労資格はエンジニアですが、実際の仕事は作業員のようです。会社や送り出しの派遣会社にも訴えたようですが、返事がないようです。週明けにも北海道労連にお願いしてみます。

概要は以下のとおりです。

1. 私たちは2007年5月23日に日本に入国しましたが、翌日の2007年5月24日には私たちのうちの何人かが、 会社の契約にあるトレーニングを受けずに、建設現場で労働を強いられました。

2. 私たちは、2007年5月〜2008年5月までの1年間のワーキングスケジュールをもらっていなかったので、休日もわかりませんでした。週末や日本の祝日の出勤を含むオーバーワークを強いられました。そのうえ、1日の休みもなく連続2週間の労働をさせられました。
休みがあったとしても、自由に使えるはずなのに、その日は現場から次の現場への移動に当てられ、実際休めたのは雨の日か、あるいは、幸運にも原料がなくて仕事ができない日だけでした。
決められた時間を超過して働いても、私たちが要求するまで、その労働時間は記録されず、また、契約である時給800円も支払われませんでした。私たちは会社に説明を求めると同時にベトナムの仲介業者に対処してくれるよう助けを求める手紙を書きましたが、現在まで明解な答は得られていません。

3. 用具(equipments=設備、装具、とも)や安全作業着は支給されましたが、要求を満たすものではなかったので、私たちは自分で調達しなくてはなりませんでした。私たちは凍てつく冬にも、日本のもっとも寒い地方(北海道)の屋外で作業をさせられ、安全に作業できるよう暖かな作業着を供給してほしいという私たちの要求は認められませんでした。会社は、私たちに自分で買うように、それが会社の規則だ、と言いました。しかしながら、その規則は現在まで配布されていません。

4. 私たちのパスポートは、2007年6月から2008年4月まで、会社から何の理由や説明もなく、法律に反して取り上げられたままでした。

5. ベトナム人労働者はまた、日本人の同僚から無礼な言葉を使用するなどして人非人であるかのような扱いを受けるなど、不公平な人種差別を受けています。

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寮費35000円は妥当か

今日はGネット1件、コクヤン2件の解決報告がありました。協力いただいた岐阜労基署には感謝です。岐阜労基署には先日寮費の問題でも協力いただき、T社の寮費問題を解決できました。

ところが、今日の回答で江南のN社は寮費の返還に応じない姿勢です。

この寮には8月まで研修生2名、実習生9名の11名が住んでいました。実習生の寮費は毎月35,000円です。これまで70社ほどの交渉を研修生の相談がありましたが、上から4番目です。1~3位はいずれもK組合でブローカーのY氏が絡んでいました。すでに1社は労基署の協力で解決し、他の2社も是正の交渉が進んでいます。

この会社には「食費や寮費等を賃金から控除する場合には、法規にのっとった労使協定の締結が必要であり、この場合において、控除する額は実費を超えてはなりません。」(法務省指針)であり「貴社の寮費は若干高いのではないかと思いますので確認をお願いします。」と申し入れましたが

組合の話によれば、「実費を加味すれば法外な控除はないと考えるが(例:夏の電気代170,000円)是正の必要があるならば論拠を示していただければ検討する。」と言っているようです。しかし過去3年間の水道光熱費の実費については1ヶ月たっても回答がありません。

これは労基署に入ってもらうしかないかもしれません。

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