コクヤン関係の対策を
今朝はGネット関係の研修生が解決の報告にきました。7月に相談にきた3名の女性です。岐阜労基署から聞き取りを行ってもらったことが効果があったようです。
午後には小牧のM社から3名の女性が相談にきました。コクヤン関係で会社が不正裁定を受けたため、会社を変わらなければビザの延長ができないと言われました。
8月には1社の研修生を他県に異動させました。この会社も不正はわかっていましたので、すでに異動先を探していると思っていたのに、見つかってなかたったようです。組合から「1月までに見つからなければ帰国」と言われたようです。この他にもコクヤン関係で現在2社の交渉が続いています。
コクヤンの関係については30数社の調査が行われていますが、その後の対策は組合まかせです。組合の担当者が「見つからなければ帰国」というと、研修生は不安になります。大量失踪を防止するためには、国が責任をもって対応策をとる必要があります。
そのために8月、法務省大臣官房まで要請したのです。国は知らなかったではすまされません。9月中旬には30数社の報告も上がっているはずです。明日、再度新たな研修・実習先確保を要請します。
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コメント
以前こんなことがありました。
A組合→不正発覚:入管より該当企業研・実習生の新たな移籍
先を探すよう指導を受ける。
↓
これを受け、B団体へ移籍先を紹介してもらう。
(※特殊な職種だったため、A組合内での新たな受入先確保
が困難だったため)
C企業へ打診:受入快諾
受け入れ態勢に問題ない優良企業であり、
同国籍の研修生も在籍
全てを揃えて入管へ・・・果たして結果は・・・。
→移籍不許可
理由は私のところでは不明です。が、指導をしておきながら
、いざ受入先が見つかったにも関わらず不許可になるのは
どうゆうことなんでしょうか?
人道的見地からいっても問題がある結果となりました。
役所仕事ってこんなものなんでしょうね・・・。
投稿: bavel | 2008年10月 7日 (火) 16時33分
コメントありがとうございます
豊田技術の不正事件の時には、変更先に研修生がいたため、研修生の定数(50人以下は3人)オーバーで不許可になりました。
在留期間(届け出)が1日でも重なっていると人数にカウントされます。
またちょうど1年間を終えたところだと、「資格変更を認めない」扱いのため、JITCOの認定手続きを済ませたあとでも「研修生」としてカウントされます。
1日でも実習生になった後であれば定数の問題はないのですが、「役所仕事」ではそうなりません。
投稿: 愛ローレン | 2008年10月 7日 (火) 17時41分
役所と団交すればよいですね。大勢で押しかけて騒ぐのが効果があります。鉄火面の行政官殿はキ○タ○が小さいものと相場が決まっています。それでもダメなら、退勤時間を狙って担当者の後ろから金属バットで「ガ~ん」。
投稿: 素浪人 | 2008年10月23日 (木) 22時34分