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2008年12月

研修生の解雇相次ぐ

今日は解雇通告を受けた研修生7名がきました。一ヶ月前の解雇予告書を持ってきました。コクヤン関係で先月不正裁定をうけたようです。一ヶ月以内に新たな受け入れ先が見つからなければ解雇という内容ですが、他の研修生と同じくJITCOにお願いしているようですが、この間に見つけるのは容易ではありません。

この会社自体受注が激減し、この夏からは残業なし、日本人もリストラされているということです。それでも有休休暇をまだ1年少しの研修生も含めて全員に付与し、帰国日から解雇日までの賃金も払うと言っているので、とても誠実な対応です。組合も日本語とベトナム語で企業都合による帰国であるという文書を渡すと言っています。

会社も組合担当者もきちんと対応しているので研修生も安心して「わかった」と言ってかえりました。有給休暇を消化したら来月中旬に帰国します。

交渉を弁護士に任せる「国際労研」の対応とは全く違います。

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国際労研(テックワーク)が弁護士に依頼

Photo 先日国際労研に送った要請について、昨日国際労研本部に電話したところ今日中に「中日本統括支部から返事をさせる」という返事でした。

ところが、26日夕方になって株式会社テックワーク代理人という片岡法律事務所から別紙のようなFAXが入りました。

国際労研あてに送った要請書に対し(株)テックワークが弁護士に委任してきたということは、「国際労研中日本統括支部」が派遣会社(株)テックワークそのものであることを証明したようなものです。

ところで、国際労研中日本統括支部は「協会の定款において従たる事務所に位置づけられたものではなく、協会とは別の組織」です。(社団法人国際労働運動研究協会に対する立入検査実施報告・厚労省)

協会は「支部」に対して厚労省直轄の公益法人である国際労研の名称を使用することを認めていますが、実態は営利企業である会社に公益法人の名称を貸しているようなものです。

しかも、国際労研の決算書では収益のすべてを外国人研修事業でまかなっています。協会本部は「研修生一人あたり毎月約2万円を受け取って」(朝日11/28)おり、全体でも公益法人の税減免を受けています。協会は「国際貢献をやっているわけだから公益事業だ」(朝日〃)と言っていますが、これなら外国人研修生を受け入れている事業はすべて公益事業となります。国税庁はどうみているでしょうか。

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今日もまた相談

今日はトヨタの期間工・派遣切り抗議の集会、宣伝が行われましたが、その後も研修生の相談がありました。ここも企業が不正裁定をうけ、組合が新たな受け入れ先確保に奔走していますが研修生はビザの更新ができていないことを心配して、相談にきました。

どこぞのG組合とは大きな違いです。

しかし、愛知ではトヨタの下請けが減産のうえ、さらに単価を引き下げられるところまででており、自動車関係では移動が厳しいのも事実です。入管にはそこのところを十分理解して、機械的に対応しないよう求めたいと思います。

一方、新たな受け入れ先をさがそうともしない組合には厳しい対応を求めたいと思います。

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国際労研に要請

(株)テックワークの不正で10月から仕事ができなくなった研修生。2ヶ月がたちますが、国際労研からはまだ何の連絡も入ってきません。そのため、国際労研に対して以下の要請を行いました。

1.未払いとなっている解雇予告手当を支払うこと

2.ビザの延長手続と雇用保険手続きに要した実費きに要した費用(印紙代、交通費など)支払うこと

3.スレコ(送り出し機関)に対し、3年間の研修期間を保証できなかった際の補償として、すでに支払った手数料の返還を求めること

4.移動先が見つからなかった場合、帰国に必要な手続きを行うこと。これらに関する費用はすべて国際労研の負担とし、これ以外の費用をいっさい研修生に求めないこと。

厚生労働省参事官室直轄の公益法人です。当たり前と言えばあたりまえのことばかりですので、すぐに返事がくると思いますが。

*****

土曜日は2件の相談がありました。

1件は全くの未払い。研修中の土曜日は無給。2年目は定額7万円で40時間を超えた残業は1時間600円。2件目はN精機。不正処分をうけたが、移動先をさがさず帰国させるというもの。後輩の研修生はすでに帰国したという。

日曜日もGネット関係で相談の電話がありましたが、仕事が入っていたため断りました。年末がとても心配です。

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研修期間中に「来週帰国せよ」

今週「トヨタ系の下請け企業で研修生・実習生を大量に帰国させようとしている会社がある」という情報がありました。

さきほど中京大学の先生から留学生の知り合いが「来週帰国」と言われたという相談がありました。その人の知り合いでは同じようなことがいくつもでているようです。

本国での契約書は一方的なものが多く、研修生の都合による帰国の場合はペナルティが詳しく書かれています。ところが受入組合や企業の責任で期間途中で帰国する場合には「無条件で帰国」することになっていたり、補償について全く書いてないことが少なくありません。契約不履行ですから、送り出し機関が責任をもって負担すべきです。

日本の企業や組合も悪質なところが多く、「解雇予告手当」の支給すらない場合があります。帰国費用はじめ日本の受入機関の責任について母国語での説明が書いてない場合がほとんどです。

このような研修生の問題について今年10月に開催された国連自由権規約委員会が「これらの研修生や実習生を不当に使う雇用主に対し、適正な罰則を科」すことを求める「見解」を示しました。

http://www.jca.apc.org/migrant-net/Japanese/Japanese.html

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朝日新聞でも「トヨタの足元で」紹介

081212 今日の朝日新聞(愛知総合面)に愛労連の支援活動が大きく紹介されました。

朝日は国際労研の問題についても、独自に調査をして詳しい記事を書いています。国際労研の支部の実態はどうなっているのか。まだ新しい受け入れ先の確保ができていない研修生はどうなるのか。100%研修生事業で公益法人の税金減免ができるのかなど、調査すると何がでてくるのか。マスコミの皆さんにも期待するところです。

JITCOは土曜日の相談を始めました。しかし、この番号を研修生に知らせることになっていません。制度で義務付けがされていません。さらにそこから入管や監督署での通告も法律で決められていません。政府に閣議決定の実行をせまるために、より多くのみなさんにこの本を読んでもらいたいと思います。

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帰国旅費は

Gネット関係の研修生から電話。先日担当者がきて、「帰りの旅費は組合がだす」と言ったそうです。当然ですが・・・

でも研修生たちは「1年目の土曜日の未払い分を払ってもらいたい」と言っています。会社は不正処分を受けているので、帰国させるの一方。いっさい関知しません。

研修中の残業や不払い賃金については労働基準法の定めがありませんので労基署の指導ができません。入管は不正をうつだけで金の支払いを命ずるわけではないので、不払い労働のやりどくです。ベトナムの契約書は8時間×6日となっており、企業もこれでよいと言われている場合があります。土曜日が無給というのが当然になっています。

指針では「所定の研修時間をこえて研修させてはいけない」ことになっています。しかし1日が8時間を超えた場合は明確なのですが、休憩時間を計算に入れたり、正月休みを土曜日に振り替えたり「年間変形『研修』時間」にしている場合は研修生にもよくわかりません。

この研修生は2年と4ヶ月で帰国させられることになりそうです。送り出し派遣局のFから、昨日メールとFAXで返事がきました。企業の不正による途中帰国のため、手数料を減額するとのことです。少しでも研修生のためになればと思います。

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いつになったら土日の相談が始まるのか

今日は春闘討論集会でしたので研修生には夕方きてもらいました。

コクヤン関係のところで、1年目の土曜日が月1日しか休みがなく、無給でした。祭日も「研修」があったというので、土曜日は完全に不払いとなります。

不正の告発は簡単ですが、研修生の希望は不払い賃金の支払いですから会社との話し合うことにします。

それにしても土日の相談を行うという3月25日の閣議決定はどうなったのでしょうか。

早くやってくれ、厚労省・法務省!

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今日もGネット

昨日一件解決したところで、今日は休みたかったところですが・・・・0132

今日も午後から研修生が相談にきました。ベトナム人で受け入れ組合はGネットでした。困ったもんです。明日は春闘討論集会ですが、日曜日しかこれないというので夕方から相談を受けることにしました。

政府はこの3月に土日、夜間も含めた母国語による相談を受け付けることを閣議決定しています。しかし麻生内閣はまだ予算をつけていないので実施されていません。私がやっているのはそんなに難しいことではなく入管と労基署が受け付けてくれれば、すぐに指導できるものばかりです。

8月に法務省の大臣官房とあったときには「来年の法改正では研修生も労基法適用にする」と言っていました。どうもそれまでは愛労連で相談を受け付けるしかないのかなという気分で頑張っています。しかし愛知では今、トヨタの派遣切りで労働相談がパンク状態です。一日も早く行政がやってほしいです。

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さようなら元気で

今日トヨタ各社への訪問の帰る途中、昨日帰国の条件がまとまって月曜日に帰国することになった研修生からメールが入りました。名古屋についたら一緒にご飯をたべることに。

彼女らはカーナビに使うシールの印刷をしていましたが、この自動車不況で解雇されてしまいました。実習期間はまだ一年以上ありました。二人分の仕事は見つかりましたが、これを後輩にゆずり、先に帰国することになりました。

いっぱい荷物をもっていたのでそのまま空港にいくのかと思ったら、今日は休みにしてもらって名古屋で買い物をしたようです。日本にいる間どこかに行ったことがあるか聞いたら「大阪の友達のところに行った」と言っていました。「もっと日本にいてお金を稼ぎたかった」とも。

トヨタの減産で期間工・派遣切りが相次いでいるなかですので、仕事先をさがすのが厳しくなっています。それでもA組合とJITCOで二人分を見つけられてよかったです。事務所に帰ったら塗装の研修生から日本語で書いたFAXが届いていました。G組合が仕事を探してくれないと書いてあります。こちらも今、知り合いをあたってもらっています。

PS。今日、トヨタグループ要請に行ったところ「本、買いましたよ」と言われてしまいました。「会社の名前が出ていると言われたので、表紙をめくると最初のところに」  まあ、下請けの実態をよく知ってもらったということで、感謝を伝えてきました。

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やっと二人移動先確保

8月くらいから不正を摘発された企業の研修生が「新しい会社が見つからないから帰国」という相談が増えています。そこに急激な景気悪化で受入企業確保が厳しくなってきました。

そのうちの1件で「2名の受け入れ先が見つかった」という連絡が組合から入りました。残念ながら全員ではありませんが、帰国するメンバーについては帰国準備金の支給や仲介手数料の減免などの条件で折り合いがつきました。

Photo いっぽう、G組合とK組合の方は全く動きがありません。G組合の研修生からは「お前達が入管にいったのだから(U社が不正処分を受けたのは)自分たちの責任だ」と言って「帰国費用も自己負担だ」と言われたそうです。

しかしこの件について確認したところ研修生たちの言ってたほうがただしい事がわかりました。全くの濡れ衣でした。塗装の5名が受入先を探しています。

入管には「受入機関の責任で新たな受入先を確保する」ことを要請しました。

またK組合の研修生はやっと失業給付の第一回目が振り込まれました。ここはプレス2名、溶接2名です。K組合が何もしないためJITCOにお願いしているところです。いまプレス2名について情報がきていますが、確定しません。

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