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送り出し機関

先週は帰国した2人の研修生から電話がありました。一人は保証金、一人は送金した貯金を返してくれないというもの。派遣局はQとLです。

Qの研修生はは愛知の派遣会社Kで働いていました。他の会社の寮にとまったり、アパートにおきざりになっている自転車にのって警察につかまったなどで途中帰国させられました。本当のところはTの減産で仕事がないので返したかったようです。一人だけですから1年目の残業代で不満を言ったの理由のようです。一応、組合との関係では会社都合の帰国で書類を書いてもらいましたがQは派遣会社Kからの文書がないことを理由に保証金を返さないと言っているようです。Kの1年目の残業証拠はもっていますので、これでなんとかしたいと思います。

L派遣局の研修生が派遣局を通じて銀行に送った貯金を返してくれないというもの。保証金はともかく貯金は研修生のものです。彼は1年少しで失踪し、先日愛労連に相談にきたDです。H組合に問い合わせ銀行の受け取り書類をコピーして持たせ、帰国させました。しかしLは失踪を理由に貯金もとりあげてしまうようです。以前、失踪したら貯金は没収という契約がありましたので、これも同じかもしれません。

今度の制度改正では送り出し機関と本人との契約内容もチェックすることになっています。しかし帰国後のことまではチェックできません。送り出し国でも違法な点がないかチェックするように外務省から確認をしてほしいと思います。

保証金をネタに不正を強制する送り出し機関があります。大阪の堺でも交渉が行われています。情報をあつめ、入管に通報する仕組みが必要です。

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