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朝日がシリーズで

41 朝日新聞が5月5日から「シリーズ在日華人」の第4部「列島街村」として中国人研修生の特集を始めた。

http://www.asahi.com/special/kajin/

初日の第一回は「『攻めの農業』実習生に依存」と農業で働く研修生を取り上げた。「青菜198円 陰の担い手」と低賃金を活用して農業の活性化をはかる大規模農家を紹介する。「外国人の単純労働を認めない日本で、産業を支える存在になっている」と評価する一方、山梨のクリーニング会社から逃げだし、東京のシェルターに逃げ込んだ研修生もいる。

入管法法改正については、全統一の鳥井さんの「研修は本来の目的の研修にすべきだ。労働者を必要とするなら、研修とは別に労働者としてきちんと受け入れる制度をつくるべきだ」という言葉を紹介している。

今日の第二回は「もてなす 温泉で若手不足補う」と観光業界を取り上げた。ここでは労働力不足とあわせて政府の「観光立国」政策の中で中国からの観光客拡大をねらう戦略がみられる。たしかに、三河のホテルでも中国人研修生を見かけることが多い。

だが、中国からきた金持ちはここで中国人研修生による「おもてなし」をどう受け止めるだろうか?やはり低賃金労働者の活用という側面のほうが強いと思う。

このあと、どう展開するのかわからないが、朝日新聞が受け入れ団体の問題点についてどう取材し、外国人研修制度の改正についてどのような見解を示すのか注視したい。

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外国人研修生」カテゴリの記事

コメント

>やはり低賃金労働者の活用という側面のほうが強いと思う。

そうなんですか?
中国の専門学校から純粋に日本人の
「もてなす」
心を研修しに来ていたと思っていました。

投稿: hen | 2009年5月 6日 (水) 16時38分

henさんへ
どうも私の言葉足らずのようでした。
中国の専門学校からきた研修生は「おもてなし」の目標をもってこられていると思います。それが中国に帰ってから役にたつのはたぶん日本人観光客に対してだと思います。それは私が三河の旅館で受けた感想と同じだと思うからです。中国にいって中国の方から日本と同じようなもてなしを受けたらとてもうれしいと思います。
しかし日本の旅館経営者の方は人手不足と低賃金が主な理由だと思います。いま、日本の宿泊業界は人件費削減に必死になっていますから。これも昨日まで旅行に行ってきた実感です。

投稿: 愛ローレン | 2009年5月 6日 (水) 20時51分

旅館とかホテル系はまた少し違うと思いますよ。
労働力的な観点よりも戦略として受け入れていますよ。住み込みで家賃光熱費食事つきで手取り7万はまあまあだと思います。

投稿: | 2009年5月 6日 (水) 20時54分

ありがとうございました。

私も中国にはよく行きます。
まだまだ、「もてなす」「サービス」
といった考え方は少ないと思います。

例えばスチュワーデス。
中国のスチュワーデスさんは笑わないんです。
そして、機内サービスで「おしぼり」等を配る
時もポンッ!とほるんです。。。。。

その後、日本のスチュワーデスさんの笑顔や
もてなしを受けると、何ていうんでしょうか、
「安心」
するんです。

中国で通用するのかどうかは分からないですけどね。

投稿: hen | 2009年5月 7日 (木) 09時01分

以前旅館関係の仕事をしていましたが、温泉旅館も慢性的に人手不足(特に若い年代の)を抱えています。
そこで旅遊学校の研修生の存在は有り難いのではないかと思います。仕事の内容は派遣される旅館によってマチマチの様ですが、多くは「おもてなし」の名目のもと「仲居さん」として従事していると思います。
「研修」という在留資格が酒類の提供を伴う「接客」を認めているのか、業務の性質から「研修時間」は厳守できるのか、等色々な問題はあるみたいですが彼らなりに元気に頑張ってた様です。私が少し気になるのは管理体制のことですね。定期的な巡回体制が日本側の受入れ機関で出来ているのかということです。

投稿: しんご | 2009年5月10日 (日) 06時14分

しんごさん
昨日から会議で下呂温泉に行ってきました。
高速道路からはずれた下呂温泉は「千円」効果でますます、厳しくなっていました。
ここでも中国人研修生がたくさん働いています。

投稿: 愛ローレン | 2009年5月10日 (日) 20時21分

愛ローレン様
お疲れ様です。下呂はいい所ですね(笑)私も仕事と遊びで何度か行きました。

投稿: しんご | 2009年5月10日 (日) 22時54分

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