東栄衣料は不払い残業代払え
福島県の県南繊維協同組合とその理事長企業である東栄衣料に対し、福島県労連が団体交渉を申し入れています。すでに入管と労基署が調査に入っています。
会社は当初「積立金も、最賃との差額も払わない」と言っていましたが、「積立金は返すが差額は払わない」→「差額は帰国後に送金する」と変わりました。しかし以前のファッション緑の事件では結局払いませんでした。
県労連は昨日会社前でミニ集会を開催し実習生も全員参加しました。集会後公民館で応援の会を開催し、弁護士、行政書士なども含め30名が参加しました。地元マスコミが取材にきています。「三年間頑張ったのにと涙ながらに訴える彼女らの言葉に胸がつまりました」(S)。会社は団体交渉も拒否していましたが、労基署が調査に入った後、明日(30日)に行うことになりました。
ベトナムではいま海外出稼ぎ労働者の多くが解雇され帰国していますが、帰国しても仕事が見つかりません。ベトナム農業・農村開発政策・戦略研究所の調査では、海外出稼ぎ労働者の17.2%が契約途中で農村に戻っているといいます。借金を抱えて戻ってくるケースもあり深刻な影を落としています。(しんぶん赤旗6/29「世界経済危機)
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