NHKドキュメンタリー「いちょう団地のこどもたち」
今日のNHKドキュメント(22時~)「いちょう団地のこどもたち」では全校児童の半分以上が外国籍という小学校を取り上げていた。ベトナムやカンボジアの戦争難民の子どもや中国残留日本人の孫など日本で暮らす事情は様々。
ベトナム語しか話せないお父さんと日本語しか話せない子ども、自分は日本人だと思って育ってきた子どもと自分のルーツを子どもに話せなかった親。
さまざまな事情を抱える中で、「日本人とかベトナム人とか中国人とかでなくて」とこれからの自分の生き方を自分で考えていこうとする子ども達。
外国人研修生や外国人労働者の問題を議論するときにもこういう気持ちをもって議論が必要と感じる内容であった。「共生」観の有無が「外国人研修制度」をめぐる議論のすれ違いを生んでいる。
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コメント
「共生」とわ?
どういう事を指して言われていますか
教えて下さいませんか
漠然としていて、ピンときませんが、
私は 個人個人の受け取り方で違うのでわ?
と思いますが
投稿: abc | 2009年7月17日 (金) 18時17分
賛成です。
日本におけるダイバーシティーの流れは止めることはできません。外国人研修生に関する問題に関しても、日本人の意識改革のための仕組みづくりが必要だと思います。
投稿: Koji | 2009年7月18日 (土) 01時36分
abcさん
コメントありがとうございます。
「共生」という言葉。外国人問題では最近「多文化共生」などと使われています。また障がい者運動では「共生」という言葉が以前からよく使われていますが、日常的な言葉としては、比較的最近使われてきたようですね。
それだけに「個人個人の受け取り方で違う」ことがあると思います。「共に生きる社会」という意味でしょうが、具体的に何が必要か、もっと議論が必要でしょうね。
投稿: 愛ローレン | 2009年7月18日 (土) 11時14分