10月にフィリピン、ベトナムを訪問
全労連東海北陸ブロックが結成されて、今年で20周年。労働力のグローバル化は世界的にも「貧困と格差」を拡大しています。
東海地方は全国でもっとも外国人労働者が多く、私たちはこれまでも外国人研修生や日系外国人の支援に力を入れてきました。入管法「改正」により在留期限が延長され、EPA協定による看護・介護労働者の受入などいやがおうでも外国人労働者は増えていきます。
各国の制度・法律の違い、為替の問題などありますが、同じ労働者として人権を守り、使い捨てにさせないことは労働組合として重要な課題です。これからの労働運動にとってアジアの労働者との共生は欠かせません。ブロック結成20周年を機に、「共生と連帯の旅」を行います。
(1)時期 2009年10月10日(土)~10月17日(土) 7泊8日
(2)視察先と目的
①フィリピン(MNL・マニラ)
海外への出稼ぎ労働の実情。日本とのEPA協定についての現状と予想される問題点の調査。日本の労働組合への希望など。
○政府機関(海外雇用庁)。
○介護士 (ケアギバー)養成学校。
○看護師の派遣に関わる病院(国立トンド病院)と労働組合。
②ベトナム(HCM・ホーチミン)
外国人研修生問題について現地の実情、制度、各機関の実情を視察する。また日本から帰国した研修生との面会ができれば調整する。
○政府機関(労働・傷病兵・社会省HCM出先機関)
○ベトナム労働総同盟
○送りだし機関及び日本語学校
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コメント
この視察は労組外部からでも参加できますか?
投稿: | 2009年7月26日 (日) 13時57分
労働組合以外では研究者や外国人支援団体等、趣旨に賛同いただく方に案内しています。詳しくは直接メールで問い合わせください。
kurematsu@airoren.gr.jp
投稿: 愛ローレン | 2009年7月27日 (月) 12時50分