労働基準監督署から指導、全国で1890社
「厚生労働省によりますと、外国人実習生を違法に働かせているとして、去年、労働基準監督署から指導を受けた企業は、全国で1890社に上りました。これはおととしに続いて2年連続で過去最悪の水準で、平成16年の3.7倍に達しています。」(NHKニュース8月16日 13時6分)http://www3.nhk.or.jp/news/k10014928671000.html
厚労省の資料はhttp://www.mhlw.go.jp/za/0807/d11/d11.html
愛労連への昨年の相談は60件です。そのほとんどは話し合い解決ですので、労基署への告発は数件しかありません。全国で、こんなにも労基署の指導がされているとは、ちょっと驚きです。ほんとにすごい数です。
この指導には1年目の不払い残業など、研修生については入っていませんので、入管の摘発を加えるともう少し増えると思います。また、団体については労基法での指導がされないため、ここには入りません。
入管法法改正により、実習についても団体の責任が明記されました。実習期間の労基法違反について団体の責任が問われるように政省令の改正が必要です。
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