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技術者から不払いの相談

0115 金曜日の夜に愛労連に「私ベトナム人」「給料が少ない」と言って会社の住所を伝える電話がありました。金山で待ち合わせの時間と私のケイタイを伝えました。

そうすると、数分後日本人から私のケイタイに電話。いきなり「あなた誰?、ベトナム人が電話していた?」ケイタイのほうは初めてでしたので「知らない」「そっちが電話してきたんでしょ」と即応。でも何かあったようです。

心配していましたが今日、金山で会うことができました。話を聞いてみると研修生ではなくエンジニアでした。3月から給料が△4万円。その上休業があり一日6800円の控除。ところが休業手当はその6割に満たない45から50%。いったいどういう計算か本人はもちろん、私がみてもわかりません。「給料が少ないので次の年度の契約はしたくない」と言ったらクビになり、金曜日に寮も追い出されました。ケイタイにかけてきたのはベトナム人をクビにした副社長だそうです。電話で日本語を話しているのを聞き、メモをみたのでしょう。

技術者ビザですので、労基法適用。雇用契約書には「月給20万円(日本人の大卒と同じ)」とあり、契約期間は1年です。4万円×6ヶ月のカットはあきらかに違反です。また技術ビザの場合賃金は最低日本人の大卒以上になっていますので、入管法上も問題があると思います。

また休業手当は賃金の60%以上と決まっています。これを払わずに、雇用調整助成金を申請していれば不正請求になると思います。

日本人と同じく労働相談センターで対応したいと思います。

*この件については会社の社労士から連絡があり、話し合いがまとまりました。控除と賃金の相殺の関係が十分理解されていないようでした。休業手当の件はコメントにあるようにカットされた賃金の60%ではないことがわかりました。

休業はまだ続くようですので本人は退職して他の会社をさがすようです。すぐに離職票を発行してくれるそうです。雇用保険の給付手続きをとることにしました。雇用調整が広がり日本人でも厳しい状況の中、技術者できた外国人にも不況の波が押し寄せています。

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コメント

その人は本当に技術者ですか?

製造ラインの要員ではありませんか?

数年前から学歴や職歴を偽装して在留資格「技術」で入国させ、ワーカーとして使用する手口が増えているようです。

雇用主が請負や派遣会社である場合、その可能性が高いように思います。


投稿: 小弟弟 | 2009年9月13日 (日) 22時57分

愛ローレンさんへ                「ところが休業手当はその6割に満たない45から50%。いったいどういう計算か本人はもちろん、私がみてもわかりません。」これは、わかりますよ。こういう計算です。例として 就業日23日 月給23万とします。控除額は 1休業日当たり 1万引かれます。でも支給額は 23万÷1ヶ月30日=7667円*0.6=4600円という計算式です。だから 支給される額は 日給の6割ではなく 約 45~50%ぐらいになってしまうのです。

投稿: MR-SHIN | 2009年9月14日 (月) 11時13分

小弟弟様
お久しぶり!たまには来てくださいね。
技術者の件ですが、雇用契約書には技術者となっており、実際に今年の3月に生産調整が始まる前まで毎月20万円払われていたようですので、確かだと思います。会社も派遣ではなく自社で設計・製造を行っています。愛知県の工作機械メーカーは2割~3割のところが少なくありません。

投稿: 愛ローレン | 2009年9月14日 (月) 13時42分

MR-SHINさん
なるほど
控除額の6割ではないんですね。
1万円ひかれて4600円、なにかすごく損したようですが、これは外国人の問題ではなく日本の法律の問題ですね。

投稿: 愛ローレン | 2009年9月14日 (月) 14時32分

愛ローレンさん
ここについて知っていますか?
http://www.jcsec.or.jp/index.html

元労働団体の方々が立ち上げたとこらしいですよ。ここに協力してもらった方が、情報とれるんじゃないんですか?

投稿: 金 | 2009年9月15日 (火) 01時33分

金さん
情報ありがとうございます。
HPを見てみました。
かなり大きな受入団体ですね。
「元労働団体の方々が立ち上げたとこ」ですが、不正処分された「国際労研」のような場合もありますので実態を見てみたいと思います。
どなたか情報をお持ちでありませんか

投稿: 愛ローレン | 2009年9月15日 (火) 10時10分

愛ローレン様
お招きいただきありがとうございます。

私も金さんの紹介されたHPを拝見しました。

経団連の御手洗会長も顧問ですね、役員の顔ぶれを見るとシッカリした組織のような印象を受けますが、収益事業の柱は研修生受入事業、それも団体監理型です。

愛ローレン様をはじめ、地域ユニオンや支援団体の多くは、団体監理型の研修生受入には否定的な立場をとっておられますが、その裏でOBは団体監理型による研修生の受入を推進しているって、何か違和感を覚えます。立場が変われば何とやらでしょうか?


まぁ、制度を守って適正に事業運営しているなら目クジラ立てる必要もありませんが・・・

投稿: 小弟弟 | 2009年9月15日 (火) 22時14分

小弟弟さん
よく見ておられますね。
最近派遣切りや反貧困で活発に活動している労働組合は個人加入のユニオンや全労連加盟の組合です。研修生支援もこの動きと重なっています。
かつて総評の右派と労使協調の同盟が合併した89年の労働戦線の再編と関係があります。ここに行った労働組合の元幹部が90年代に研修制度発足に関わっています。研修事業の不正をたどっていくと元社○党の議員や労組幹部の名前が出てくるのはそのためです。


投稿: 愛ローレン | 2009年9月15日 (火) 22時59分

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