社長が怒って
先日、相談にきた研修生から「社長が怒っている。今日から仕事させてくれない」と電話がありました。
組合を通じて有給休暇を取らせてくれと言ったところ、「これまで良くしてやったのに」と怒っているようです。
日本人の有給休暇取得状況からすれば中小零細企業の社長が怒るのもわからないではありませんが、これはあきらめてもらうしかありません。もともと最低賃金で働く非正規労働者や外国人労働者は有給休暇も最低賃金ですのでそんなに大きな金額ではありません。
日本以外の外国では「契約」や「法律」「権利」は「守って当たり前」です。組合のみなさんには、社長に納得して(あきらめて)もらってください。
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コメント
こんな会社は早く研修事業から手を引いてほしいです。
投稿: | 2010年1月27日 (水) 10時25分
○○さん(名前お願いしますね!)
昨日、組合が研修生をつれてやってきました。
組合の方で会社と話をまとめてくれることになりました。
他の点をみると悪い会社ではないんですがね。社長気質というか、「なぜ自分に相談しないのか」と怒っているようです。
「なぜ愛ローレンなんかに相談したんだ」ということについてはあきらめるように、組合から話してもらいます。
投稿: 愛ローレン | 2010年1月27日 (水) 12時26分
この実習生は残りを有給休暇にして29日に早期帰国することができました。
組合との約束では寮費などは日割り計算で精算することになっていましたが、「社長に4万円とられた」と言っていました。
投稿: 愛ローレン | 2010年2月 4日 (木) 14時54分