Y社長が怒っている
日曜日に相談に来たI化成の研修生。まだ入国から3ヶ月ですが部長から「4月の試験でできが悪かったら帰国」と言われたそうです。
まだ日本語が不十分ですが、いくらなんでもそれはないだろうと思い関係者に聞きました。制度改正があるにしても昨年12月入国で4月に試験とか帰国はないことを確認。I化成は以前、K組合でしたので月曜日、担当者に聞いたところ、現在の研修生は違う組合から入っているとのこと。それでも4ヶ月で帰国させることはないはずという説明でした。
ところが、火曜日になって「明後日帰国させられる」と電話が入りました。いくらなんでも昨日の今日とは。Y社長が「誰に相談したんだ」と怒っているそうです。やむなく入管に連絡。「強制帰国はさせない」「会社から説明を求める」とのことでした。
このY社長。「トヨタの足元で」にブローカーとして登場するY氏のようです。研修生はベトナムからY社長につれてこられ、日本にきてからもY社長が会社への送迎料金をとっているといいます。
I化成はK組合からE組合に変えていました。E組合は蒲郡駅の近くの紡織企業に事務所があり、以前の事件で知っていました。しかし、昨年代表者が変更。なんとI化成の親会社Iゴムに代表者が変わっていました。前回K組合で問題が起きたためにあらたな組合を買い取ったようです。
ところでT労基署で、K組合の理事を名乗ったY社長は今度はどういう役職になっているのでしょうか?一度あって聞いてみたいと思います。昨日の法務委員会で「あってはならない」と答弁のあった「非常勤役員」第一号かも。
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