中日新聞で支援ガイドを紹介
今朝の中日、愛知県内版ですが実習生支援ガイドが紹介されました。記事では7月に改正された実習制度の内容とともに「違法問題を起こす受け入れ側の機関、受け入れ企業との間に立ち、問題を解決してきた」と愛ローレンの活動も紹介してくれている。
JITCOの業務統計によれば4月に一部の国からの入国に大きな落ち込みが見られたが6月にはほぼ09年並に回復している。制度改正で出国側でも提出書類が増えたため手続きが遅れたものと思われる。7月以後がまだ公表されていないが、制度改正はほぼ順調に動いているものと思われる。
いっぽう、受け入れ団体に求められる職業紹介事業の許可・届け出は7月1日現在でも半数に届いていない。
人材サービス総合サイトhttp://www.jinzai-sougou.go.jp/srv120.aspx
をみても技能実習生の紹介事業で許可・届け出たのは787県にとどまっている。紹介事業の届け出は事業所のある県ごとのため全国では同じ法人が複数届けることもある。受け入れ団体の統計はないが、約3000団体と言われていたので、届けが遅れているだけでなくやめてしまったところや、「身売り」も少なく無いようである。
このガイドを気に支援もひろがって来ている。先日は日中友好協会愛知県連の総会に招かれ、講演をさせていただいた。先日は愛労連以外のユニオンの皆さんのセミナーにもよばれた。「団体」からの注文も100冊ほどあった。改正後の制度にも議論が無いわけではないが、まず制度をよく知ってもらい、実習生の権利が守られれば議論の方向も変わると思う。
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