繊維産業を危機にしたのは
昨日のNHK「ナビゲーション」では外国人研修制度の改正で繊維産業が半減の危機にあると報道されていました。
デパートのサイズ直しやボタン付けなどの仕事は時給300円とかという時給を前提に単価が引き下げられてきました。最低賃金の適用で、これを会社がかぶらなければならないといいます。
繊維業界の事情を特集した番組でしたので、研修制度そのものの問題点や、その最低の制度すら守られずに「改正」に至った経過は詳しくはふれられませんでした。
そんななか、今日の毎日(1/22)にはまた中国人研修生への性的暴行事件が報じられました。だだのスケベ親父なのか外国人に対する差別意識が背景にあるのかわかりませんが、さまざまな不祥事がかさなって「制度改正」の世論につながったと思います。
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