« 2012年8月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年9月

強制帰国取り逃がし  名古屋入管

Nori4韓国まで「助けて!」

 先週木曜日、韓国に着いたところにベトナム人から「たすけて」の電話。すぐに帰国できないため入管に「28日に帰国予定だったが残業代400円のことを問題にしたため、突如明後日の土曜日に帰国させられるので止めて欲しい」と国際電話。組合名と会社名を伝えましたが入管は「実習生の氏名と正式な会社名がわからなければ対応できない」との対応でした。

メールと電話でいろんな方に協力いただき、木曜日中に会社名と組合名、実習生の名前、ケイタイ番号をつかみ、翌日、愛労連から名古屋入管にFAXを入れました。入管からは「トラブルの内容がわからないので止められない」という電話が愛労連に入り、再度韓国から電話。二度電話しましたが担当は来客中ということで電話にでないため、他の担当者から伝言してもらい「わかりました」という返事をもらいました。Nori1

 ところが今週帰国すると、すでに土曜日に4人とも強制帰国されていました。朝7時前に男が二人来て、ワゴンに4人を押し込んで連れて行ったそうです。今朝、名古屋市のはずれにある寮に行ってみると組合関係者らしい人が部屋の掃除をしていました。来月は別の実習生が入るようです。

完全2交代

実習生が残していった資料をみるとこの会社は朝8時から夜8時までとその反対の完全2交代。土日も休日出勤で2週間連続勤務もあります。

給与明細を見ると時間外手当、深夜勤務手当の他に休業手当というのがあり、この単価は最低賃金の750円になっています。法定休日割り増しがどこに入っているかわかりません。この他に「その他手当」というのがあります。実習生によるとこのタイムカード以外にも別の手書きの記録に鉛筆で書き、サインさせられたといいます。40時間未満の残業代は400円、40時間以上は450円と言っていましたが、これは「その他手当」のことではないかと思われます。

いずれにせよ、実習生の話を聞くなり、調査に入るなりの対応が必要だったと思われます。「本人以外の申告は受け付けない」という対応では強制帰国を勧めているようなものです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2012年8月 | トップページ | 2012年12月 »