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セントラル事業協同組合の無料職業紹介事業所は虚偽?

(株)ITCの事件当時(2011年12月~2012年1月)、書面上の受入組合セントラル事業協同組合は愛知県小牧市小牧3丁目53番地ルージュ小牧アルデール1F2号室に登録されており、電話も小牧の市街番号でした。電話には女性がでて、役員は不在ということでしたが、FAXは入りました。後日専務だという武田氏(ITCの社長)から電話がありました。

しかし、この2年前2009年2月にはすでにこの部屋はさくら介護支援センターとして事業を開始しており、介護用品をレンタルする事業も始めていました。

無料職業紹介に虚偽届け?

 制度改正で2010年7月以後に外国人実習生を受け入れる団体は無料商業紹介事業の届け出が必要になりました。この届けには「8 事業所ごとの施設の概要を記載した書面」を添付しなければなりません。(法第33条の3第1項の厚生労働省令で定めるもの)
制度改正以前は一つの部屋に3つも4つも組合をおくことがありましたが、「改正」以後この届けが必要になり、不正が起きると所属組合名だけをかえる「組合ころがし」のようなことはできなくなりました。当然ですが職業紹介事業を行うに必要な施設でなければなりません。セントラルは2010年7月6日に小牧市の介護事業所と同じ部屋で許可届出受理されています。ほんとうに正しい施設概要を提出したのでしょうか?それとも取り次ぎの電話を引くだけでも受理されるのでしょうか?

 当時ただ1人の役員であった三島豊和氏は一宮市にある介護事業所有限会社さくらの代表をしていました。ITCの武田社長はセントラルの専務だとなのり本国での募集から入国手続き、日常監理、強制帰国の手続きまでやっていることについて「ITCはグループ会社だから問題ない」だと言っていました

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