ブローカー(株)ITCの問題を国会で追及
17日の参院法務委員会で仁比総平議員が(株)ITCのブローカー問題について質問しました。
(仁比)「私が今日取り上げているこのC協同組合だとかI株式会社というのは、この(指針でいう)不正行為にまさにあたっているじゃないんですか、局長」
(入管局長)「委員ご指摘のとおり、監理団体が外部の機関に講習や監査などの業務をいわば丸投げしているような場合は監理する体制を有してないとして不正行為に該当することとなりますが、外部の機関を指揮命令しながら業務の一部を分担させていた場合は必ずしも不正行為に該当するものではありません」「引き続き送り出し機関の保証金の問題等複雑なものにつきましては調査を継続し、事案を解明する措置をとっている」
(仁比)「ベトナムでの募集から始まって一貫してこのI株式会社が実習生の監理を行っているんですね。・・・実習生に対して渡された申請受理表についてという書面がありますが、・・・その問答集、問答例というのもI株式会社の名前で渡されている。・・担当者としてFという人物が明記されていますけれども、日本に来日した後に月一回T食品にきて訪問監理するのも全てこの人物。・・・実習生達はC協同組合の役員や職員には一度も会ったことがない。」(講習は)「わずか一週間で、しかもI株式会社の建物に一週間彼女たちを寝泊まりさせて行った。・・・こうした不正が明らかになった後、未払い賃金の精算や帰国の手配も行っていますけれども、ここもI株式会社の名前で行われています。これが丸投げでないというんだったら一体何が丸投げか」
「一方で申請上監理団体とされているC協同組合の住所を調べてみますとすでに2009年から介護施設が運営されていて、技能実習を監理する体制など全く存在しないんですね。まさに名目だけ」
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