ブローカーは野放しか
9月26日に富山県で不法就労の外国人が50人も摘発されたというニュースがありました。このうちベトナム人が38名ととても多く、その大半がもと実習生とのことです。詳しくは下記のYou tubeにありますが、企業も派遣会社も「知らなかった」ということで済ませようとしています。
しかし、もとの実習先や外国人をあっせんするブローカーがあることは間違いありません。ところが入管はブローカーの調査をせずに帰国させて終わりにしています。技能実習制度ではブローカーは「あってはならない」組織ですが罰則がないからです。
来年四月からは3年間の建設技能実習を終えた外国人を特定活動で働かせる制度が始まります。また実習制度そのものを5年に延長する議論も始まっています。建設業では不法なあっせんをするブローカーによるピンハネも相次いでいます。
ブローカーの中には暴力団と関係しているところもあると言われています。このブログで告発した名古屋の外国人派遣会社も東北で仕事をしていました。ブローカーへの罰則が不可欠です。
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