またしても名古屋の派遣会社が東北で不正
名古屋市にある暴力団関係の建設会社が東北で不正。
東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業を福島県で、15歳の少年にさせたとして、愛知県警は18日にも、名古屋市にある土木建設会社の専務の男(49)=福島市=を労働基準法違反(危険有害業務の就業制限)の疑いで逮捕する方針を固めた。この会社の実質的経営者は元暴力団組員で、県警は業務の指揮系統や金の流れを調べる。朝日2/18
http://www.asahi.com/articles/ASH2K635VH2KOIPE03G.html
昨年4月にベトナム人の賃金不正で告発した名古屋の派遣会社ファインの社長も「東北にいるので、すぐには出頭できん」と言っていた。会社の住所は西区のマンションの一室でした(→)。社長はGW後にやっと労基署に出頭。「本人は了解済み」と主張。http://rodo110.cocolog-nifty.com/viet_nam/2014/05/post-ed78.html
しかしこの派遣会社はすぐになくなっていました。カタギの方ではなかったようです。今度の事件と共通点があります。
国は4月から建設業外国人労働者の受け入れを拡大します。しかし、受け入れ企業を監理する「団体」とブローカーの癒着を監督する機関はまだ決まっていません。国交省は2月中に公募すると言っています。こんな状態で暴力団の介入を防げるでしょうか。
| 固定リンク
「外国人実習生」カテゴリの記事
- GTS協同組合の寮退去費用ボッタクリを許すな(2022.06.17)
- 実習生による申告が「不正行為を是正」(2022.06.16)
- 意見書をだしましょう(2022.06.05)
- 「外国人労働者と法-入管法政策と労働法政策」(早川智津子、信山出版社)を読んで(2022.04.25)
- 第三号実習生本人に異なる実習先を選択する機会を与える(2022.04.24)
「外国人労働」カテゴリの記事
- 「外国人労働者と法-入管法政策と労働法政策」(早川智津子、信山出版社)を読んで(2022.04.25)
- 特定技能の問題点(2021.12.29)
- JICA「多文化共生研修」(2021.10.29)
- 不正を訴えたら移籍できない(2021.10.26)
- 特定活動の元実習生はだれが保護するのか?(2021.01.11)
コメント