IMS協同組合は失踪届を取り消せ
この事件については、名古屋入管から受入団体IMS協同組合に連絡してもらい、強制貯金の全額返還と受入機関の責任で帰国寮費を負担してもらういました。
その後パスポートの再発行もでき、本人から「帰国する」と御礼の電話もありました。帰国に際しては「帰国が遅れたのは本人の責ではなく、帰国旅費も団体が負担している」旨の証明書を発行して持たせました。
ところが先週、本人から「送りだし機関から保証金を返してもらえない」と連絡がありました。送り出し機関は受入機から「失踪届」を受け取っているので保証金は返せないと言っています。
IMSは早朝の寝込みを襲って強制帰国をさせようとしたものであり、実習生の失踪には正当な理由があります。ところがIMSは当方の連絡に対して「名古屋入管に失踪届を出してあるのでこれを訂正することはできない」と言っています。
以前は失踪者が出ると送り出し機関に保証金の半分を要求する受入団体がありわざと失踪させる団体もありました。
失踪届の撤回と送り出し機関への訂正を行うよう名古屋入管に浜松市のI協同組合への指導を求めました
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