逃げてきたベトナム人実習生の訴え認める
騙されて気仙沼に送られ逃げてきたベトナム人実習生の訴えが認められました。昨日日本共産党の清水忠史衆院議員から連絡があり、法務省の課長から「新しい受け入れ先などの書類が揃えば運用面で異例措置をとります」とのことでした。
Tさんは昨夏、広島県福山市の「教文」が実質経営する協同組合を受入機関に入国。教文社内にある寮で生活した後、鳥取県にある(有)西川工業に配属。ところがそこでの仕事はTさんがベトナムで実技試験を受けた溶接ではなく、鉄筋工でした。さらに、就業場所も鳥取県ではなく、島根、秋田、宮城に飛ばされました。最後は気仙沼で建設作業員でした。
愛労連が調べてわかったことは組合が提出した入国書類の職種・経歴に虚偽がありました。就業場所についても厚労省から「雇用契約を変更する場合には書面が必要である」と指摘されました。これらの不正の調査を求めてきました。
Tさんは溶接の職種で実習をやり直すことになります。今後、新しい受入企業を決めて手続きします。
教文の送り出し機関がリンク切れ
Tさんは教文が関連会社としている送り出し機関から入国しています。ところが昨日このHPをチェックしたところ、この送り出し機関のHPをクリックしてもリンクが切れていました。櫻花協同組合で逮捕者がでたことから送り出し機関から縁を切られたのでしょうか?!
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