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西川工業の調査を国交省に要請

Kokko151002外国人技能実習生の実習実施機関に対する平成26年の監督指導、送検の状況が公表されました。
なかには相変わらず残業代が一時間350円とか月給が5万円とか低賃金労働の事例があり、支払い総額が3200万円にもなったという事例もあり驚くばかりです。
また「金属製品製造業で実習を行う技能実習生が、重量2.6トンの鉄骨を、1人で玉掛けの 上、吊り上げ荷重2.83トンのクレーンで18メートル移動させた際、吊り上げた鉄骨が倒 れ、技能実習生が別の鉄骨との間に挟まれ、死亡した。 」という悲惨な事故も起きています。
国交省に要請書
今回取り上げているベトナム人実習生の事件は建設業に共通する面があるので、国道交通省に調査を要請しました。
主な点は
①職種の虚偽
ベトナムでは低層建築に鉄筋が使われることは少ないのに、職種に虚偽をかいて鉄筋工で入国させ土木作業員に使う
②就業場所が全国の受注現場になっているのに、書面で交付していない。組合の職場訪問も行われていない
③雨天で休みの日に賃金が支払われないなど労働条件の詳細が示されていない
などです。
 

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