技能実習制度は廃止しかない
教文の中にはさまざまな受入組合と送り出し機関「TRACOODI」の日本事務所があった。先日1億円もの不正があると報道され逮捕者がでた「櫻花協同組合」も設立時は教文本社(→)に事務所があった。教文の役員であった櫻太吉氏が「櫻花協同組合」(その名のとおり)の参与である。非営利組織のはずがどうしたら7年足らずで1億円以上の利益をあげたのか。
不正は1億円以上(NHK広島9/15)
外国人技能実習生の受け入れを行っている福山市の協同組合の代表理事ら3人が、技能実習生を紹介された企業から支払われた組合費388万円を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。組合の使途不明金は1億円以上に上るということで、警察は着服した金の使い道や余罪について捜査を進める方針です。
さらに櫻氏はT君の受入に使われた「びんご真心協同組合」の参与であり、同じく教文施設内にある「しまなみ国際協同組合」の設立時の代表でもある。(→は設立時の教文施設。現在「しまなみ」は受入を停止させられている)
入管は櫻花協同組合氏を調べないのか
しかし入管が櫻花や教文がどのように不正な利益を得ているのか調査したという情報はありません。
諸般の事情って何だ!
入管は北名古屋市の実習生寮について同面積の新築アパートの3倍以上の家賃にも「諸般の事情」で「不適正はない」としました。(↓入管の回答)
実習生はこの寮費を強制されます。入管が指導しないので実習生は労働組合に加入して交渉することにしました。ところが最初から下記のような回答書が。これでは「不誠実交渉」の不当労働行為になってしまいます。
このような外国人技能実習制度は廃止しかありません。
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