城北電装の「諸般の事情」って何だ!2
実習生等は2014年7月に社長宅に隣接する新寮に移転。登記簿によると床面積の合計は331.13㎡である。実習生等は3階の三部屋に4人と5人と9人、1階の一室に9人が二段ベッドで生活。2階には4台のガスとシンク2槽の流し、3階にシャワーと4台の洗濯機がある。入管は「居室は2段ベッドだがリビングはきれいで大型TVがありインターネットも使える」と言っていた。
1階はエントランスとゲタ箱で北側は社長の高級外車がとまる車庫になっている。入り口など防犯カメラがあちこちについていて「セキュリティは万全」とのこと(←)。果たして実習生のためか外車のためか、これも「諸般の事情」として寮費に含まれているのだろうか。
レオパレスの最高値の2倍
車庫を除くと実習生ひとり当たりの床面積は約10㎡となる。同市内で大手賃貸マンション「レオパレス」の最も高い物件が約6万円だ→。1Kで広さは31.42㎡。テレビ、冷蔵庫、洗濯機、風呂も温水トイレ、電磁調理器も洗濯機、電子レンジもついている。居室も12㎡あるので実習生3人でくらせば、水光 費を別として1人2万円で足りる。寮よりは快適だ。いっぽう会社は年間1300万円の収入となる。建築費8千万円は5年で償却できる計算だ。「諸般の事情」とは「会社の利益」のことか。
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