次々と悲惨な情報が
年明けから次々と悲惨な情報が入ってきます。ブローカーや受入組合もグルでは逃げるしかありません。法務省は「逃げる実習生が悪い」と罰則強化の入管法改正案をだしていますが、先に不正をなくさなくては本末転倒です。
○茨城県で研修していた。農業。じゃがいも。おおやさんが、自分が日本語ができないので、殴った。腹を蹴られた。宿舎から外に出ることはできなかった。パスポートは自分で持っていた。在留カードはまだもらっていなかった。サロンパスをはっただけ。ベトナムの派遣の会社に電話したが助けてくれなかった。(ベトナム人)
○二ヶ月でクビになった。母国での借金が返せない。送り出しの会社で姉が働いているので解雇されるのが心配で、入管に訴えることもできず逃げている(ベトナム人)
○大阪から岡崎の会社の実習生の相談。朝8時より早く仕事をさせられ、残業も多い。しかし残業代は少ししか払われていない。(フィリピン人)
愛知労働局の調査では労基法違反などの問題が調査した事業所の8割近くになる。労基法違反は今でも申告権があるが実際の申告は違反の5%程度しかない。新法で実習制度の申告権ができたとしても、新機構は平日昼だけ、メールは受け付けない、ベトナム語もタガログ語にさらに様々な言語の相談に対応できないようでは実習生は逃げるしかありません。
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