日弁連に救済申し立て
宮城県気仙沼から逃げてきたTHANHさんの在留許可申請が審査期間を延長されました。
この時県については昨年6月に名古屋入管に出頭して、そこから教文による不正であることを告発してきたものです。
法務省は当初「逃げた実習生は帰国」との態度でしたが、昨年9月11日の国会議員レクでの席上、法務省在留課長が新たな受入機関を見つけることを条件に特別に在留資格の更新を認めると回答してきたものです。
受入機関はすでに処分
THANHさんの名義上の受入機関WILL UNIONと「びんご真心協同組合」と西川工業を教文に持ち込んだ「土江」氏の会社(株)シビックスは処分され、両組合は受入停止とされています。
その処分理由からもTHANHさんの失踪には正当な理由があったことはあきらかです。それにも関わらず、法務省は3月16日在留許可申請を行わず審査期間を延長しました。
帰国ありきの人権無視
THANHさんが入管に出頭して、不正を告発してすでに9ヶ月がたちます。受入機関の不正処分もおこないながら許可を引き延ばすのは、実習生の人権を無視した「帰国ありき」の入管体質です。愛労連は3月17日、日弁連に「mositate.pdf」をダウンロード
を行いました。
愛知県弁護士会元会長も
この申し立てには法律関係者等15名がすぐに賛同の声を寄せてくれています。その中には愛知県弁護士会の元会長青山學弁護士の名前もあります。
愛労連は、実習生新法案の審議が始まる23日にはこの声を法務省に届けたいと考えています。
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