建設業では受入機関にも問題(2)
(3)職種・就業現場が違う
6 月に名古屋入管で説明を受けたときに、はじめて職種が鉄筋で実習計画書には就業場所が受託現場となっていました。9 月の議員レクで厚労省は「この場合雇用契約書の書面変更が必要である」とし、国交省も「受託現場」だけでなく「都道府県名」が必要との説明でした。

Tさんは母国で溶接の試験を受け、面談したさいに西川社長は「うちの会社にも溶接がある」と説明しました。しかし、入管に提出した書類には職種が「鉄筋」、職歴が建設業で鉄筋工3年半になっていました。建築基準法の違うベトナムには鉄筋工が少ないため、職種を偽って入国させたと思われます。
実習生がサインした雇用契約書には日本語のみで鉄筋と書かれている。
母国の書類には機械保全となっている
(4)遠隔地の事業所を監理できるか

2 月の日曜日に「病院に連れて行ってほしい」と言ったところ、翌日社長の来るまで茨城の研修センターに連れて行かれ、パスポートをとられたので帰国させられると思って名古屋に逃げました。
組合は入管で「コピーのため」「一時預かっただけ」と説明しましたが、組合ならコピーを持っているはずで、実際に預かったのは組合ではなく研修センターでした。組合は「再講習のため」と言っていますが、賃金を払わず「実習生の就業態度が悪い」との理由で新たな受入企業を探さしません。実習生は給料もなく研修センターから一泊千円の家賃(食事なし)を請求されたため友達のところに泊めてもらっています。
この組合は埼玉にありますが、一ヶ月の講習はすべて茨城のAXIS という研修センターで行っています。
偶然ですが、この相談のあと埼玉の建設業から逃げた中国人の在留カードをみたら最初の住所が同じでした。組合は東京でした。
この会社では契約書は時給で一日7時間労働でしたが、給与明細は建設業におおい日給、寮費は15000 円と書かれていましたが27000 円でした。実習生がこの組合に相談
しているところをみるととても建設会社を監査できているようではありません
でした。
い!ちんと保証してくれないですか?うちの職場の人は今日も僕のことを叱りつけました、今
日は殴らなかっただけと…
通訳:ごめんね、こういうことはちょっとまずいかなぁ...君の社長と話したけど、やはり君と職
場の人との人間関係はどうしようともないのだ。ちなみに、研修生の態度はよくないんだって、
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