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2016年6月

毎日残業5時間、時給400円、一ヶ月休み無し

二週連続で岐阜県のベトナム人実習生の相談。

どちらも「超」がつく長時間残業。
この実習生の2月の記録をみると毎日5時間の残業、しかもに祝日も8時間働いている。
契約書をみると平日は昼休みが120分になっていてその分を土曜日に5時間は時間内になっている。
しかも残業代は時給400円
基本給は手取り6万円。
手渡しで社長の手帳にサインするだけなので何が引かれているかわからない。
もう一組の実習生も会社を追い出されたり、帰国させられるのが怖いので訴えるかどうか迷っている。

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次の会社を紹介せず帰国が増加

2月に愛知県の産廃業者で殴られて首になったベトナム人実習生Cさん。東京の受入機関(協同組合アキューミューレーション)が再講習させると連れて行ったのは茨城県にある講習施設AXIS。ここで日本語の勉強を自習させるだけで、一度も新しい会社を紹介しない。Axis4
名古屋入管には「宿舎の家賃は取らない」と言ったにもかかわらず、家賃1泊千円を請求した。Cさんはお金がないのでやむなく組合の許可をえて友達のところに住ませてもらうことにした。。しかし、Cさんが何度連絡しても会社を紹介しませんでした・ついに昨日ビザの期限になり、Cさんは昨日東京入管にいってとりあえず短期滞在のビザを発行してもらいました。
受入機関の責任で
組合は「Cさんの勤務態度が悪い」と次の会社を紹介していません。
しかし殴られたのはCさんで解雇予告手当も払われており、事業主都合の解雇です。Cさんに責任はありません。
また制度改正時に法務省は「問題のある技能実習生を解雇して早期に帰国させることは可能にすべきではないか。」との質問に対し「技能実習生の技能等修得状況には当然差異が生じることが想定され,選抜における錯誤のみをもって早期帰国を求めることは技能実習制度の趣旨に反します。」と回答しています。(パブコメに対する回答)
組合には新たな会社を探す責任があります。
この間名古屋入管から組合に対して受入企業を探すように指導してもらいました。今後は東京入管からの厳しい指導を求めます。
相次ぐ「次の会社を紹介しない」
他にも次の会社を紹介せず、ビザが切れて帰国という相談が相次いでいます。
佐賀県で「おまえは、日本語がへたくそ、だれの許可をもらって仕事している。外へ立っていてください」と言われ千葉の組合に戻されたベトナム人実習生の相談では
「この組合は この人達の弱みを 自由にしています!この組合からの実習生からの相談は後を絶ちません。仕事をみつけきれずに、この実習生みたいに、帰された子は少なくとも、この1年で 5人います。その中には、帰ると言わされた実習生もいます!」
一昨日は岐阜のフィリピン人ですが「仕事がなくなり、2ヶ月も次の会社を紹介してくれない」というものでした。これは昨日名古屋入管に連絡して対応いただくことになったそうです。
この間はとくに建設業でこの相談が続いています。

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家賃問題にひとまず決着

家賃ぼっくたくり事件が団体交渉によって解決しました
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昨日会社より帰国した実習生全員に旧寮家賃の実費を上回った分の9ヶ月分を返済すると回答がありました。
現行の寮の家賃40,000円は法務省が違法とは言っていないことから、国が新しい規則を定めたら従うとのことでした。
これについては先の国会で畑野君枝さんの質問に大臣が明確な基準をつくると答弁したので、今後詰めることにし、とりあえずはこれで了解する事にしました。
労働組合としてはこれで団交確認事項が実行されたものとします。
ご支援いただいた皆様に御礼申し上げます。
ミリアムさんも以下のようにFacebook に投稿してます。
「ついにこの(家賃の)事件も終わりそうです。制度も変わりそうなのでほっとしています。私は、自分のだけでなく仲間の分も取り戻せそうです。私が信じるもののために闘うことを狂ってると言った人たちは恥ずかしい。
榑松さんとその仲間の支援のおかげです。私たちは、実習生問題が大変なんだということを明らかにしました。
制度がすぐに変わることを期待します。ありがとうございました。」

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継続審議、閉会中も調査

「教文」の不正で逃げてきたベトナム人実習生の事件の報道が続いています。
いっぽう、昨日閉会となった国会では衆院法務委員会が法案審議を終局とせず、閉会中も調査を行うことになり、場合によっては臨時国会でいきなり採決とせず審議を再開する可能性ものこりました。
先の法務委員会では家賃問題について「明確な基準をつくる」ことや申告をうける機構の体制、ブローカーの排除など実効性に疑問が残りました。
また、Tさん事件では失踪の「正当な理由」を認めるまでに11ヶ月もかかりました。入管法改正案で「直ちに在留資格を取り消すことができる」となっているのは、人権侵害を拡大するものです。
臨時国会にむけて、問題点を追及し続けます。
Mai160528y毎日5/28夕

Gihu160601y岐阜新聞6/1夕
産経6/1はネットで配信しました。

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