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2016年8月

本日岐阜で技能実習生活用セミナー」

本日午後、(公財)岐阜県産業経済振興センターの主催で
「外国人実習制度をうまく活用する方法」のセミナーが開催されます。
岐阜県、労働局、名古屋入管などで構成する「技能実習生等受入適正化推進会議」(H27年1月21日)が「労働基準監督署等の監督指導時における事業主等の虚偽説明又は帳簿の改ざん等の隠蔽行為は後をたたず、さらに監理団体ぐるみの隠蔽も疑われる事案があるなどより一層の悪質化がすすんでいる」と指摘しています。
岐阜県はどう指導するのでしょうか?
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経産省は岐阜アパレルの工賃を調査せよ

14138343_662218003953809_31197354_n 本日は経産省の課長補佐、入管の補佐官、厚労省の監察係長ら7名が対応いただきました。おもに経済産業省に対策を取らせることでした。
要請項目のうち
1.10年以上にわたって岐阜県の縫製業でこのような不正が続いている理由を調査し、必要な対策を講じること。
2.岐阜県の縫製業界団体(※)の工賃調査を行い、最低賃金を下回ることを前提とする下請け工賃を是正し、最低賃金を払うための人件費が価格転嫁できるよう監督指導を行うこと。買いたたきの防止と不当廉売の防止など公正取引を推進すること。
についてまず1について
岐阜県の「技能実習生等受入適正化推進会議」が十年にわたり工賃の適正化を求めていることを、会議に参加している入管と厚労省に確認してもらいました。
両省とも岐阜アパレルの実態については知っていました。
Gihuh27 最近厚労省が発表した全国の不正事例で、最賃違反は全国計で114件中、岐阜縫製業の最賃違反が二割を占めており、一地方の問題ではないことを確認しました。
←H27年の最賃違反全国計は114件、岐阜縫製業は8ヶ月で19件
また、法務省には実習生が三千人以上いる岐阜縫製の大半で残業代が400円という実態について
現行法ではなくせないのか、新法案ならなくせるのか、そこを明らかにせずこの不正を放置したまま、新法案を通過させることはできないと念押ししました。
 
そのうえで、名古屋入管も岐阜労働局も工賃がいまのままでは、どれだけ取り締まっても不払いを支払わせることもできないし、改善される見込みがないと言っていることを話しました。これも入管、厚労省も聞いているとのことでした。
 
そこで2について「推進会議」が十年間毎年要請している「工賃の改善」について、経産省に調査を求めました。
経産省は「すぐには答えられない」といいましたが何らかの措置は検討するとのことでした。
「来年も同じ要請文書を出すようなことはないでしょうね」と念押ししました。
 
厚労省と入管がこちらの指摘をほとんど受け入れたので、経産省も検討せざるを得なかったのだと思います。
臨時国会の法務委員会で審議なしで採決させないように、法務委員会としてこの問題について現地調査をおこなうよう求めたいと思います。

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経産省は岐阜アパレルの現状をいつまで放置するのか

この問題を放置したままで、新法案の成立はありえません。
明日23日、岐阜アパレル問題について要請を行います。
法務大臣 金田勝年様
経産大臣 世耕弘成様
厚労大臣 塩崎恭久様
 2016年8月23日
 全労連東海北陸ブロック
 議長 榑松佐一
 岐阜県労働組合総連合
 議長 森 正樹
岐阜縫製業での技能実習制度の適正な運用についての要請
外国人技能実習制度の適正な運営へのご努力に敬意を表します。
さて、私どもは先月岐阜県の縫製業3社を労基署に告発し、直ちに調査が行われました。各社とも残業代が一時間400円で、毎日夜10時まで残業、土曜日も日曜日も働かされ残業時間は月150時間にも及んでいました。そのうち受入組合の理事長企業である矢口縫製では「労基署に訴えるようなやつには新たな会社を紹介しない」とされ、寮のガスと電気を切られました。女性達は3週間以上にわたって調理もできず、風呂に入ることもできません。さらに失業給付の手続きにいったところハローワークには保険料の納付どころか事業所の登録もされていませんでした。
300円、400円という残業代はこの3社に止まりません。そのため岐阜労働局、名古屋入管、岐阜県などで構成する「技能実習生受入適正化推進会議」はこの10年間毎年、各団体に「適正な工賃」「長時間労働による健康障害等を防止するため・・・計画的・合理的な発注」とするよう協力要請を行っています。岐阜労働局の発表では、実習生を受け入れる縫製業の50%で最低賃金違反、55.3%で残業割増の違反がありました。しかし「これは労基署が定期指導で証拠を見つけられたものだけ。証拠を隠したり、実習生を脅して黙らせたものがもっといっぱいある」といいます。
関係者は口を揃えて「最初から最賃以下の賃金を前提とした下請け工賃となっており、どこでも同じようなものだ」と言っています。しかしこれを自分で会社を変わることができない外国人実習生に押しつけるのは米国人権報告書が指摘する「奴隷労働」そのものです。3000人以上もいる岐阜縫製業の大半で、このような不正が10年以上続いていることが明らかになった以上、内外からの批判は避けられません。
私たちは岐阜県に対し縫製業への支援策を求めるとともに「最低賃金を払える工賃とするよう業界団体に求め、できないようであれば実習生の受入を停止すること」を要請しました。
貴職に対しても以下のように要請します。
              
1.10年以上にわたって岐阜県の縫製業でこのような不正が続いている理由を調査し、必要な対策を講じること。
2.岐阜県の縫製業界団体(※)の工賃調査を行い、最低賃金を下回ることを前提とする下請け工賃を是正し、最低賃金を払うための人件費が価格転嫁できるよう監督指導を行うこと。買いたたきの防止と不当廉売の防止など公正取引を推進すること。
3.岐阜県の縫製業界団体に対して受入企業が不正行為により実習を継続できず、監理団体が適切な対応をしない場合には、業界団体として制度を遵守できる受入企業を保障させること。
技能実習制度で不正が行われた場合には実習生の受入を停止するよう強く求めること。
4.岐阜縫製業が最低賃金を遵守できる産業となるよう、小規模零細事業者の協同化促進などの支援策を講じること
※「第10回技能実習生受入適正化推進会議」資料
別紙2 業界団体 
岐阜ファッション産業連合会
岐阜メンズファッション工業組合
岐阜婦人子供服工業組合
岐阜県商工会議所連合会
岐阜県商工会連合会

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岐阜アパレルは残業代400円

Mai160818違反率71.4%、賃金不払い15%と書かれても、「月100時間を超える残業をさせたうえ、残業代に法定の割り増し(25%増)を付けず、最低賃金以下の時給500円しか払わなかったケースもあった。」と書かれても「ひどいなあ」くらいにしか実感できないのではないでしょうか。

 今回岐阜のベトナム人が残業代300円、400円で働かされている相談をうけて、振りかえるとこんな記事もあった。
Chu1407240013「人件費が安いアジア諸国へ生産拠点が移る中、大手企業からの発注価格は下げられ、労働者に支払う最低賃金を守れば利益はほぼ出ないとされる」
「縫製業や建築業など数十社が加盟する受入団体の協同組合に所属し『組合間で示し合わせて実習生の時給を決めている』」「自衛のためにはこれしかない」(中日2014/07/24)
現行法では是正できないのか
今回の当局から「岐阜アパレルではどこでもこんなもんですよ」ときき労働局の資料をみると岐阜の縫製業では2010年の制度改正前からずっと続いている。
問題は一部の企業や特定の監理団体ではない。労基署や入管の「事後監督」では手に負えない規模と仕組みになっている。
クミアイとは名ばかり
今回の事件ではアペルト岐阜組合になぜか神戸の建設会社役員がきていた。この建設会社は元々プラスチックの輸出入をしていたが昨年末に建設業許可をとり、社名を変更していた。
また、先日あらたに相談があった実習生の書類をみると、送り出し機関の通訳が送ってきたFAXの発信元は外国と取引のあるU社で、受入団体のT協同組合も同じ部屋に登録されていた。
先の教文事件でも営利企業が複数の「クミアイ」を支配していた。第一次受入機関の前の「ゼロ機関」が今でも暗躍している。
これが現行法で改善できない理由はどこにあるのか
新法案は岐阜アパレルの不法状態を解消することができるのか問われている

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アペルト岐阜組合は指導せよ

残業代400円を告発したら、廃業すると実習生を解雇した矢口縫製。
1ヶ月が経ったのに、労基署の指導に従わず不払いちんきも解雇予告手当も払いません。離職票も3週間も発行せず、失業給付を受けられないまま福井市に異動。
一方、廃業しないので、国の建替払いも受けられません。
こんなひどい会社が会長をやっていたのが、アペルト岐阜組合です。監理団体には受入企業に対する責任があります。
直ちに不払い残業代を払わせろ‼️

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岐阜の業界関係者はどう説明しているか

さて、岐阜アパレルに残業代400円が蔓延していることについて、業界ではどのような説明がされるのでしょうか。
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【第3回 よろずスキルアップセミナー】
「成功する『人材採用と定着』のポイント」
「外国人技能実習制度をうまく活用する方法」開催のご案内 
 よろずスキルアップセミナーは、月1回ペースで開催し、岐阜県よろず支援拠点のコーディネーターと岐阜県産業経済振興センターのモノづくりコーディネーターが、さまざまな分野の実務能力の向上に役立つ知識や情報を提供します。ぜひご参加ください。
 今回は、中小企業にとっての大きな課題「人材の確保」(採用と定着)をテーマにしてお話しします。人材を確保するためには、やはりそのためのノウハウ・手段を持つことが必要です。そのポイントをお伝えします。ゲスト講師として、岐阜県社会保険労務士会から栗本 元治先生をお招きします。
◇日 時: 平成28年8月24日(水)13時30分~15時30分
◇会 場: ふれあい福寿会館14階 展望レセプションルーム
(岐阜市薮田南5-14-53)
◇テーマ: 第1部
「成功する『人材採用と定着』のポイント」
第2部
「外国人技能実習制度をうまく活用する方法」
◇内 容: 第1部
中小企業は中途採用が中心
欲しい人材の基準を明確にし、自社の魅力を伝える
人材定着のポイント
採用などに使える助成金
第2部
多様な人材の国際化は、中小企業もいずれ避けて通れない
技能実習制度の現状と今後
技能実習生のメリット、注意点
活用のポイント
◇講 師: 松下 操(岐阜県よろず支援拠点コーディネーター)
 2008年10月 まつした社労士事務所を開所。 専門分野は中小企業の労務管理・採用・教育・雇用関係助成金など。産業カウンセラーのスキルも活かし、『人』に関する問題について幅広い相談・支援実績がある。 特定社会保険労務士・産業カウンセラー。
栗本 元治 氏
(栗本経営労務管理事務所 代表 社会保険労務士・行政書士)
 長年、中小企業指導団体に勤務し、在職中は研修生受け入れ業務を担当し、在留資格関係書類作成・関係法令の説明・各種トラブルの相談・実習生選抜立ち合い等が主な業務であった。独立後は、社会保険労務士の通常業務以外に、経営に関する諸問題・外国人雇用等に関しても、相談・指導を行っている。平成28年度専門家派遣・相談等事業(岐阜労働局)派遣専門家。
◇対 象: 県内中小企業者等
◇定 員: 80名(先着順)
◇参加費: 無 料

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ベトナムに帰れ

またもや岐阜アパレルの実習生からの相談。
毎日が3時間の残業のうえ、土曜日はただ働き、日曜日も,毎週1時まで仕事をしている。残業時間の記録と給与明細が合わなかったり、休日割増の計算が不明なところもある。
そのうえ、国保料や住民税などは休みがないため銀行にはいかず、会社に現金で請求される。1608022 Photo
いきなり、お金をだせと言われてとまどっているとクミアイからこんな文書が。

こういうのが「相談体制の整備」と言えるのだろうか?!

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10年間マスコミが報じてこなかった岐阜アパレルの実態

残業代を請求したら解雇されたY社。失業給付の手

160803続きをするためハローワークに行ったらその会社の登録がなく、天引きされた保険料も納めていませんでした。
全労連東海北陸ブロックと岐阜県労連は3日、「技能実習制度の適正な運用についての再要請」を行いました。(→)

1、各業界団体に対しての指導
最低賃金を下回ることを前提とする下請け工賃を是正し、技能実習制度で不正が行われた場合には実習生の受入を停止すること。
受入企業が不正行為により実習を継続できなくなった場合には、5団体として、制度を遵守できる受入企業を保障すること。
2、県として岐阜アパレルが最低賃金を遵守できる産業となるよう早急に支援策を講じること
県も岐阜県の縫製業実習生の大半が最賃違反になっている「事情は承知している」とおり「改善を求めている」との対応でした。労連からは県としても縫製業への支援をしてほしいと要請しました。
頑張って訴えた9人の女性達
女性達は受入機関に集められ「なんでクミアイに言わんとローキにいったんじゃ」「そんな奴は別の会社を紹介できない」と脅されました。しかし、そこに来たのは神戸の建設会社社長でした。どういうことでしょう。
秋の臨時国会で大きな問題に
岐阜労働局の資料によれば、10年間ずっと改善要請しているが「どこに行っても300円、400円で、全然変わらない」とのことです。ある関係者は9割が違反だといっていました。
虚偽説明・説明拒否22.4%など調査の妨害が多く、実習生の協力が得られないことも少なくないと報告されています。臨時国会では現行法ではなぜ10年も改善されなかったのか、新法案でかならず改善されるのかが問われます。

今回9人の勇気あるベトナム人女性たちが訴えたことでやっと実態が多くの人に知られるようになっています。
これまでマスコミではあまり大きく取り上げられませんでしたが、この事件から取材が続いて来るようになりました。秋の臨時国会では「岐阜アパレルで3000人の実習生に最賃違反」と取り上げてもらう予定です。Asa160728
朝日7/28→
28日の厚労省記者会見がネットで配信されています。
Yahooニュース
過労死ライン超える長時間労働、時給400円、追い詰められた女性実習生(1)全労連が実習制度の改善要求
弁護士ドットコム
「残業代は1時間400円」「休みは月1日」外国人技能実習生のブラック労働環境
連合通信

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<署名>岐阜縫製業にまともな工賃を

9_2 労基署に訴えた実習生達が頑張っています。現在失業保険の手続きを準備しています。

解雇通知に廃業予定と書いてありますので、国による立て替え払い制度で80%の給付が受けられます。実習にはいって半年たったところなので、両方とも満額申請できます。
今後岐阜県に業界指導を要請します。署名に協力下さい。
<署名>岐阜アパレル産業にフェアトレードを

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