国交省の責任はないのか
昨夜、建設業で働く実習生が「現場で殴られた」とレスキューがありました。
昨年くらいから建設業の相談が多くなっていましたが、このなかでも暴力を振るわれたというものがありました。
国交省は今回の実習生新法より先に昨年から、3年間の技能実習経験者を「外国人建設就労者」としてさらに2年間働かせることのできる制度をつくっています。にも関わらず、先週の国会で本村衆院銀から
「建設関係の実習生の失踪者が一番多いという指摘に関して、外国人実習生も安心して働ける職場をどうつくっていくか」と聞かれると
「建設関係の実習生の失踪者が一番多いという指摘に関して、外国人実習生も安心して働ける職場をどうつくっていくか」と聞かれると
「外国人技能実習生の受入に関わる制度の所管は法務省及び厚生労働省。国土交通省として見解を申し上げる立場にない」と答弁を拒否。
さらに建設業では手取り給料が2万4千円しかなかったとか、労災隠し、暴力を受けて逃げてきた事例などを指摘されても
「技能実習生に関わる労災隠しや処遇改善等への対応については関連する制度を所管する法務省及び厚労省において必要な検討や対応が行われるべきものと考えております」
と、ここでも責任逃れ。
「技能実習生に関わる労災隠しや処遇改善等への対応については関連する制度を所管する法務省及び厚労省において必要な検討や対応が行われるべきものと考えております」
と、ここでも責任逃れ。
本村さんは入管や労基署の監督官は人が足らず、とても追いついてないなか、受け入れを増やすだけで何の責任もとろうとしない国交省を厳しく批判しました。
| 固定リンク
「外国人実習生」カテゴリの記事
- トヨタ,鈴木自動車サスティナビリティ推進室に通報(2025.01.14)
- ソーイング技術研究協会(2025.01.09)
- 自動車座席シートの300時間不払い残業(2024.12.28)
- 再試験にむけて勉強(2024.12.15)
- トヨタ座席シート(2024.12.01)
「愛労連」カテゴリの記事
- ソーイング技術研究協会(2025.01.09)
- トヨタサステナビリティ推進室に要請~伊東産業強制帰国問題(2024.03.31)
- 名古屋入管との定期意見交換会(2024.03.14)
- 実習制度の見直しについて(2024.02.17)
- トヨタ座席シートの伊東産業で(2023.11.25)
「外国人労働」カテゴリの記事
- 技能実習法改正と残された課題(2024.07.20)
- 名古屋入管局長と懇談(2023.03.21)
- 出版報告会のお知らせ(2022.12.20)
- 責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)で優秀賞(2022.12.11)
- FACEBOOK法律相談のお知らせ(2022.11.15)
コメント
日本人の労働者が実習生を殴ったんですよね。
日本人の残虐性を示すような事件ですね。
戦争中に中国人や韓国人をなぶり殺しにしたようなのと同じ感覚なんでしょう。
残虐な日本人の民族性では、技能実習生の受け入れなんか無理ですよね。
投稿: | 2016年12月12日 (月) 23時19分
こういうことをするのは、国交省の責任というより、日本人の民族性なんですから、技能実習制度の廃止をすることしか、解決はないですよね。
愛労連さんはどう思っていますか?
制度を変えれば何とかなるとでも思っていますか?それとも、実習制度の廃止しか解決はないと思っていますか?
どうですか?
投稿: | 2016年12月12日 (月) 23時22分
ベトナム人実習生の件は、年明けに出す本のプロモーションの
一環ですから、細かいことは関係無いっす。
投稿: 佐二 | 2016年12月17日 (土) 19時03分
殴ることが細かいことなんて言う奴は、人間性がない奴やな。お前は人間失格やな。
投稿: | 2016年12月21日 (水) 00時00分
殴ることが細かいことなんて言う奴は、所詮、日本人の典型なんだろうな。殴ることが細かいことだというような民族性だから、気軽に殴るんだよ。自分も日本人だから、そういう気持ちはわかるよ。wwww
投稿: | 2016年12月21日 (水) 00時02分