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2017年4月

農業外国人の特区法案

今週の衆院内閣委員会で議論される特区法案のなかに「農業外国人の就労確認」「外国専門人材の就労促進」が入っています。

しかし、外国人実習生では建設業に続き農業での失踪者がたいへん多くなっています。
H27年の2号移行者で建設は14.3%、農業は12.6%ですが昨年9月から12月の失踪者は建設が30.6%、農業が20.5%を占めています。
昨年の国会で本村議員から指摘された国交省は「監督権限がない」としか回答しませんでした。農業外国人も受け入れるだけ受け入れて、誰も責任をとらないようでは困ります。
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二件続けて解決!

17861713_1321588457919007_298408472 3月に岐阜労基署に申告した実習生から解決したと連絡がありました。先日の愛知の自動車座席シート実習生に続き、今月2件目です。
また関市で岐阜県で倒産解雇された2件についても国による立てInked17965638_10207048758457131_118 替え払いの手続きが進んでいます。福井にいった実習生に労基署から案内がありました。

厳しい職員体制のなか、素早い対応をしてくださった岐阜労働局の監督官、名古屋入管の担当官に改めて感謝します。
さらに次々と相談がきています。愛労連としても労働行政、法務行政の増員署名に協力していきます。
新法施行は11月から
4月7日に昨年成立した実習生新法の施行日が11月1日になると発表がありました。厚労省のHPには「新たな実習制度について」や
500ページ以上にわたる「技能実習制度運営要領」も発表されています。
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朝日デジタルで紹介

朝日デジタルでも紹介されました,

http://www.asahi.com/sp/articles/ASK3964F8K39OIPE01V.html
外国人実習生「SNS相談室」より
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支援の「武器」となるスマートフォンを手に語る榑松佐一さん=名古屋市熱田区
 違法な低賃金や長時間労働などを訴える外国人技能実習生を支援してきた愛知県労働組合総連合(愛労連)議長の榑松佐一さん(61)が「外国人実習生『SNS相談室』より」を出版した。言葉の壁を越え、問題をどう解決してきたのかを具体的に紹介。「各地の支援活動の手がかりになれば」と話す。
 技能実習制度は途上国の人に日本の技能を習得してもらう目的とは裏腹に、安価な労働力の確保の手段として機能してきた面がある。本の中でも、「実習」の過酷な実態を多く紹介した。副題は「ニッポン最暗黒労働事情」だ。
 県内の電子部品メーカーの寮で、1部屋に5人が押し込まれたフィリピン人女性。個人スペースは2段ベッドの上だけだが、月に4万円を給料から引かれた。岐阜県の縫製工場のベトナム人女性は、同県の最低賃金(当時754円)を大幅に下回る時給400円で残業を強いられた。
 ログイン前の続き「以前は言葉の壁があり、大変だった」と榑松さんは振り返る。口コミで広まった榑松さんのスマートフォンに各地の実習生から電話が入る。休日に会い、「労働条件は母国での説明通りですか」などの質問を相手国語に訳した相談用紙を用意し、片言の日本語でやり取りした。状況の把握には時間が掛かった。
 転機は2015年6月に相談を受けたベトナム人男性との出会い。溶接技術が学べるとの説明で来日したが、東北などで単純作業に従事させられた。現場から逃げ、助けを求めてきた。
 まもなく、日本語通訳ができる男性の友人から「フェイスブックの対話アプリに、『相談室』というグループを作り、榑松さんもメンバーにした」と連絡があった。スマホで使ってみると、通訳を挟んでその場で文章のやり取りができた。榑松さんは「これは使える」と実感したという。
 榑松さんは現在、実習生から相談があると、まず、フェイスブックで「友達」申請をしてもらい、ベトナム語や中国語など約15人いる通訳ボランティアも入れたグループを作る。残業続きの実習生が相談できるのは深夜などに限られるが、対話アプリは、それぞれの空き時間に質問し、翻訳し、回答することも可能だ。不当労働を労働基準監督署に訴える際の証拠となる残業簿などの資料も、写真で簡単に送受信できる。
 「自らの人権回復のために勇気を出して相談してくれた外国人と一緒に闘うなかで、国境を越えた友情を築けた」と榑松さんは話す。本の中で「求められているのは、同じ人間としての外国人労働者の受け入れだ」と強調した。
 企業との交渉や労基署への要請なども含め支援の過程を詳細に描くことにも気を配った。「具体的な方法を知ってもらうことで、支援に手を挙げる人が各地に現れることを期待している」
 本は風媒社刊。1600円(税抜き)。(黄澈)
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受験料6万円の自動車座席シートで

今回の残業代不払い事件は婦人、子ども服ではなく、自動車の座席シート縫製でした。トヨタでは昨年から部品単価の引き下げを再開して下請け企業の経営は厳しくなっています。そこに昨年からは実習生の2年目への試験料が6万円になり3人で18万円もの負担増になっています。
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自動車座席シート職種は昨年認定され、試験は一般社団法人 日本ソーイング技術研究協会が行っています。実習生だけでなく「外国人技能実習生受入れ企業が受入申請時に提出する技能実習計画の指導体制欄に掲げる指導員資格の目安の一つともなっています。」
これも一人6万円で下請け企業の負担になっています。
この協会役員を見ると御園慎一郎理事長のもと筆頭理事に伊東和彦氏の名前があります。伊東氏は10年前の不正を摘発された豊田技術交流事業協同組合の理事長(当時)です。
本部試験会場は豊田市中町中前の伊東産業になっています。
「自動車シート縫製」職種追加にあたっては、当局から「異例」づくめ。「自動車シート縫製」職種追加に関する連絡会議にはこんなメンバーが出席しています。
【出席者 】
 法務省 入国管理局 入国在留課長、研修審査係主任
 厚生労働省 職業能力開発局 海外協力課 外国人研修推進室長
 経済産業省 製造産業局 審議官、繊維課長、同課課長補佐、自動車課課長補佐
 公益財団法人 国際研修協力機構 能力開発部援助課課長代理

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脅迫

<会社から「正しい計算をして請求する」と返事がありました。脅しについても止めさせると約束。指導いただいた関係者のみなさんありがとうございます>

トヨタ紡織下請の自動車シートの実習生。今日中に金を払えと脅迫されています。昨日、入管に訴えたところです。
「今日また、社長の奥さんのお姉さんから、脅迫が来ました(写真のFB記述)
こういう場合は、私達は日本に亡命できるのでしょうか?」
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写真FB記述の脅迫文概要
*あなた達が会社にお金を払わずに逃げるなら、ベトナムに帰っても、あなたはいつまでも私に追われます。
ここには私を恐れる人が沢山いるので、あなた達をさがすのに協力して、あなた達を処理します。
あなた達が家に帰って、家族があなた達の顔を見てもあなたと分からないようになるでしょう。
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毎日新聞でも紹介

外国人実習生SNS相談室が毎日新聞4/8夕刊で紹介されました。
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一年目から住民税⁇




愛知県で自動車座席シートをつくっている実習生が残業代不払いを訴えた事件。会社は労基署に是正を報告したが、なぜか毎月の控除額が44,600円となっている。この地域のマンションは3LDKでも70,000くらいなので一部屋に何人も暮らす寮費にしては高すぎる。
1年目からの住民税も
さらに労基署には左の支払い額だけを報告したが、実習生には右側の税金20万円を請求してきた。
税理士に相談したら、住民税は自治体からの通知が必要。1年目はかからないはずなのに9千円もある。1年目は8ヶ月で130万円程度の総額なので2年目の住民税は月数千円にしかならないはず。
こんな金は払わないと言ったら払わなければ4月分の給料と飛行機切符を渡さないという。
しかたないから社名を公開するか

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たくさんのコメント

たくさんのコメントをいただいています。
個別にコメントはしませんが、毎日たくさん読ませていただき、だいぶ追いこんだなあと思います。
労働局、入管、そのほか関係者の方にもよんでいただいています。今後の取締りの参考にして頂ければと思います。

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調査の結果は

経産省の縫製業調査が三月いっぱいで、名古屋入管と岐阜労働局による岐阜県の実習企業、監理団体調査が今日で締切になりました。
いっぽうで残業代400円、500円の訴えが続いています。日曜日には4件の相談があり、2件を告発しました。
さて、この団体は調査にどう答えているでしょうか。
新機構で監理団体が許可制になります。調査の結果はどう生かされるでしょうか?


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同じ人間として

4/2朝日新聞で愛労連の取り組みを紹介いただきました。
東海地方は全国一外国人労働者の受け入れが多く、愛労連には外国人が加入する労働組合も多く、つねに200人近くが加入しています。労働相談にもかかってきます。
愛労連は最低賃金千円以上の取り組みに力を入れていますが、派遣労働者が待遇改善を求めたら「お前よりもっと安い外国人がいる」と言われ、一時間400円とか500円の不正を放置しておくわけにはいきません。
「外国人は悪いことをする」「なぜ日本人より外国人を守るのか」という書き込みもありますが、日本人にくらべ外国人の犯罪割合は多くありません。いっぽう400円で働かせることは重大な犯罪です。「求められているのは、同じ人間としての外国人労働者の受け入れ」だと思います。
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