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SNSで不正を告発

昨年7月、突然この動画がスマホから流れてきました。
黒い服をきた男が実習生たちを脅しています。

「残業400円、クミアイ知りませーん」
「直接話し合ってください」
「また来るねー」
「ローキ!!」
「どないもしてやれん」

労基署の調査があったあと、全員がアペルト組合(監理団体)に集められました。
クミアイ(監理団体)の代表は真ん中の女性。
ここは矢口縫製の社長が代表でしたが、登記簿ではこの女性に変わっていました。
ところが、どうもこの男が実質的に監理しているようです。矢口縫製にあった名刺をみると神戸の建設会社の社長。しかし、岐阜県では労働団体の名前でクミアイとの仲介をしているようです。
言葉でうまく説明できない実習生でもこうして不正を訴えることができました。
厚労省は「SNSは使えない」
この動画はフェイスブックのライブ動画です。実習生の多くは国際電話が無料でできるSNSを使用しており、ケイタイ電話を使うことはあまりありません。パソコンももっていません。
ところが、先日の厚労省の説明では「SNSはセキュリティ上の問題がある」ので実習生からの相談・申告には使えないとのことでした。HPからの書き込みだけで、動画はもちろん、写真も送れないそうです。
厚労省はイジメ相談にSNSの活用を検討しており、すでに自治体ではLINEでの相談が始まっています。技術力の差か、やる気の問題か、「実習生保護」の本気度が問われています

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コメント

>「実習生保護」の本気度が問われています

本気じゃないから、この程度の対応なんだと思いますよ。どうしたら良いと思いますか?

投稿: 労働者 | 2017年9月17日 (日) 15時03分

暴行の疑いで国家公務員の男を逮捕 名古屋の飲食店店員の顔を殴ったか

名古屋市中村区で国家公務員の男が飲食店店員の顔を殴った疑いで逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、厚生労働省愛知労働局の職員、中村友希容疑者(30)です。中村容疑者は17日午前2時半ごろ中村区内の路上で飲食店店員の男性(40)の顔を殴った疑いです。男性にけがはないということです。中村容疑者は容疑を否認しているということです。

暴行の疑いで国家公務員の男を逮捕 名古屋の飲食店店員の顔を殴ったか

 こういう奴もお前のところの傘下の組合員なんだろ。所詮、愛労連はそういう組合なんだろ。

投稿: (/o\) | 2017年9月18日 (月) 00時10分

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