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全く変わらない岐阜縫製業

180411 岐阜労働局から今月25日に開催された「第12回技能実習生等受入適正化推進会議」の資料が送られてきました。
今年からはあらたに技能実習機構名古屋事務所の所長と指導係長もメンバーに加わっています。労働組合の代表は岐阜一般と連合岐阜が参加しています。

縫製の6割が最賃割増違反
 昨年4月から11月の業種別・指導結果をみると縫製業の監督指導36カ所のうち違反が28事業所(77.8%)でした。なかでも残業代の割増違反が24件(66.7%)と最も多くなっています。
さらに最賃違反14件、労働時間12件。長時間残業で割増違反が重なると不払い金額も大きくなります。
経産省は
経産省は一昨年下請「振興基準」を改定しました。そこでは最低賃金の引き上げがあった際には協議をすることとされ、昨年3月経済産業省が調査を行いました。そこでは最低賃金の引き上げがあっても縫製工賃が上がっていないことが違反の原因になっていることが明らかになりました。昨秋は業界団体に対して「自主行動計画」を提出させただけで、改善されていません。
経産省の指導責任は重大です。
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コメント

企業間の取引に規制を加えようとするなんて、北朝鮮や中国みたいな国にすることを要望するようなものだ。
そのような労働組合の意見は、社会的には受け入れられないだろう。
自由主義経済を理解できない労働組合に未来もないだろう。

投稿: | 2018年1月29日 (月) 22時59分

企業間の違法な取引を是認するとは,まさに英断

投稿: | 2018年1月30日 (火) 22時18分

:-p

投稿: | 2018年1月31日 (水) 07時21分

 法律上の最低取引単価なんて、どうやって決められるんですか?
 できないものをやれっていうのは、ブラックな考えかたじゃないか?

投稿: | 2018年1月31日 (水) 21時59分

岐阜の縫製業の最賃違反を一掃すると息巻いていた愛労連。
一生懸命に叩いた結果の通知表がコレ。
愛労連に何の影響力も無かったことが露呈されたのです!

投稿: | 2018年2月 2日 (金) 20時54分

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