失踪者急増 国交省、農水省の責任は
政府はこの秋にも新しい外国人受入制度を作るため6月につくる骨太方針にむけすでに9回も会議を開いています。しかし昨年の実習生失踪者数は7,089人と激増。技能実習法が施行されてもなんら改善されていません。
H29年職種別失踪者数とH28年の2号ロ移行者の割合
建設関係 2582人 36.4% 17.4%
農業関係 1207人 17.0% 11.7%
繊維被服 718人 10.1% 12.7%
その他 2582人
合 計 7089人
しかし国交省は「会議を開いた」、農水省は「パンフレットをつくった」と言うだけでなんら具体的な策を示せませんでした。
人手不足の業界の要求で次々と外国人労働者の受入を拡大していますが、入管、監督署の職員数は微増止まり。とても対応できません。
日本人のこない産業はその原因と対策をとり、その上で各省が責任をもって外国人労働者を受け入れることが必要です。その際には派遣会社など人材ビジネスの儲けのネタにならないことも重要です。
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