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コロナで帰国できないトヨタ部品会社の実習生

トヨタの大手部品メーカーFで4月に実習を終えた中国人実習生達。4月で仕事は終わったが予定していた飛行機が取り止めになり帰国できない。しかし会社は仕事も休業補償もせずに、8月まで待てと言うだけ。監理団体は大手のP協同組合。
技能実習法では帰国費用は受入れ機関が負担することが義務付けられています。(運用要領「帰国旅費の負担に関するもの」)
実習生たちはビザ満了期間までに帰国費用を払うようOTITに申告しました。ビザ期間を過ぎて8月まで待たせるなら、それは受入れ機関が保証すべきです。
滞在費等支弁 が必要
毎月1万人もの実習生が期間満了になっていますが、多くの会社では帰国できない実習生を特定活動(就労可)の在留資格に変更して引き続き受けいれています。仕事をさせない場合には特定活動(就労不可)になります。
その場合は
○滞在費等支弁に係る資料 を提出することになっています。
会社は5月は1円も出さず実習生たちは定額給付金を取り崩して生活しています。 6月からは家賃の他は5000円しか出さないといいました。
帰国はできない、仕事はさせない、生活費は出さない。働くビザではないので、失業保険ももらえない.
トヨタグループにこんな会社があることに驚きです。
実習生たちは「憧れを抱いて日本にやってきましたので、会社の原因で日本という国に対して失望したくありません」と言っています。103727923_3064518296959339_4909306775067
 

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