ソーイング協会座席シート縫製職種の試験専門家会議はどうなった

7月の専門家会議であれだけ問題になり12月に再度議題となった自動車座席シート試験ソーイング協会問題
12月1日に再協議となったがいまだに非公開
技能実習評価試験の整備に関する専門家会議|厚生労働省Photo_20260108092401
こんな試験機関を育成就労の試験機関にしていのか
トヨタ紡織の下請け企業からは問題点指摘があいつぐ
育成就労はやめて特定技能だけにするという会社も
試験機関には外部監査が必要ではないか


(5)座席シート縫製職種の試験の実施・運営状況の報告について

○ 座席シート縫製職種の試験の実施・運営状況について、一般社団法人日本ソーイング技術研究協会から以下の報告があった。
 
・技能実習評価試験の実施結果について、専門級試験での合格率が低いものの、年々合格率が上昇している。なお、受検者が試験に向けた準備ができるように、実技試験の試験課題を試験の1ヶ月前に通知し、試験の想定問題等をホームページで公開している。
 
・外部に公表していない試験問題全体の内容が過去、外部に漏洩していた可能性がある事案について調査したところ、当該問題は、過去に使用した試験問題ではなく、試験委員会が試験問題を評価するに当たって参考としたサンプル問題であること、当時の試験委員会委員に確認したが、当該試験問題について記憶している委員がいなかった。また、ソーイング協会は現在、過去問は一部のみHPで公表しているが、試験問題全体を過去公表したという事実は確認できなかった。なお、ソーイング協会は試験実施後、試験問題を回収しており受験者の問題の持ち帰りは認めていない。
外部への漏洩の事実は確認できなかったが、再発防止策として、試験委員会委員を全員改選すること、試験委員会で使用する試験問題などの資料は、委員会終了後回収し、持ち帰り不可とすること、当該事案と直接の関係はないが、試験の適正性を高めるために、試験監督者には受検者が所属する実習実施者名等を伏せて評価・採点することを行う。
 
・第80回専門家会議で説明した会員と非会員の受検料の差をなくすことについて、具体的な受検料の額の検討を行ない、本年9月から実施する試験において、非会員は、実技試験と学科試験を併せた受検料を6万円から4万7,000円に値下げし、会員は2万5,000円から4万2,000円に値上げする。
 
主として以下のような質疑が行われた。
・サンプル問題の外部への漏洩の再発防止策の実効性に疑問がある。試験終了後に回収した試験問題を、どのように取り扱っているのか、と質問があった。
それに対して、当時の試験委員会委員から漏洩した可能性が高いと考えられるため、当時の委員含めて現行の試験作成委員会委員の一斉改選を行った。また、試験問題については、回収し、試験実施機関の事務所で保管していると回答があった。
 
・技能実習法に係る中部地区地域協議会では、会員と非会員の合格率が異なることや、再試験日の日程について会員企業に対して便宜を図っていることの疑いについて意見書が提出されているが、試験実施機関としてそのように感じさせないような対応を行うべき、と意見があった。それに対して、会員と非会員で差をつけるような対応は行っていないと回答があった。また、専門家会議事務局から中部地区地域協議会でのご指摘の内容、回答、フォローアップの状況等を確認し専門家会議で報告を行いたいと回答があった。
 
○ 報告の結果、日本ソーイング技術研究協会の技能実習評価試験について、会議で受けた指摘について、次回以降、引き続き、議論が行われることになった。

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データでみる「あなたのすぐ側にいるガイコクジン」

データでみる
あなたのすぐ側にいるガイコクジン
外国人実習生SNS相談室 榑松佐一
先の選挙では日本人ファーストが叫ばれ、なかには外国人バッシングもありました。
日本にはすでにたいへん多くの外国人労働者が働いています。自動車下請け企業からみなさんが毎日利用しているスーパーの食品工場、介護職場も外国人労働者なくしてはできません。
地域によっては住民の一割以上が外国人というところもあります。
しかしほとんどのみなさんは、それらの外国人と話したり、友達になったことがないと思います。
実は外国人バッシングをしている人たちの多くも同じだと思います。
労働者で一番多いのはベトナム人ですが、なかには中国が嫌いという理由で、どこの国かもわからず「ガイコクジンは出ていけ」と言っている人もいます。
私は長く外国人研修生・実習生からの相談を受けてきました。
言葉や習慣は違っても一人ひとり同じ人間です。
でもなかなか知り合いになる機会は少なく、勇気も必要です。
そのためにまず「あなたのすぐ側にいるガイコク人」について知ってもらえるものを作りました。
ぜひ皆さん、あなたの側にいる外国の方に、やさしくゆっくり話しかけてみてください
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「ビジネスと⼈権」に関する⾏動計画改定版の原案についての意⾒

 私はJP-MIRAI(責任ある外国人労働者受け入れプラットフォーム)の一員として、これまで技能実習制度の様々な問題点について実態を報告し、有識者会議、専門家委員にも意見を出してきた。この2年間はあらたな育成就労にむけて海外調査にも参加してきた。
 2027 4 月に運用開始予定の育成就労制度では、・・・「育成就労の適正な実施及び育成就労外国人の保護を図るため、監理支援事業を行う監 理支援機関の許可基準を厳格に定めている。」ことになっている。
 いっぽうで、現在育成就労および特定技能での試験機関の公正さには疑問がある。なかでも自動車座席シート試験機関については高額な受験料問題について下請け企業からの苦情が毎年地域協議会で指摘され、やっと259月より一部値下げになった。しかし、私のところにはまだまだ各企業からの苦情が続いている。自動車産業は取引企業間の上下関係が強いため、中堅企業が不正を行っても下位の企業は文句が言えず、これが技能実習生への負担となって、経営者から私のところに苦情が寄せられている。
 具体的にはT自動車の座席シート元受けとその配下にある監理団体が技能実習試験機関を設立し、高額な賛助会費を請求し、会員には試験の日程などで便宜を図る一方で、非会員実習生は会社でやったことのない作業を技能試験にだされて全員不合格にされることが相次いだ。この試験機関は元請け大手の敷地内に設立され、元請けトップが試験機関の筆頭理事、同じくこの会社の敷地内に作られた監理団体の理事長が監査役となっていた。
 技能実習制度における移行対象職種・作業の追加等に係る事務取扱要領(令和24月)には「試験実施機関の要件」として「(8)技能実習制度に係る監理団体又は実習実施者ではないこと」となっている。自動車座席シート試験機関S研究協会はT紡織のティア2であるIのトップが筆頭理事、監理団体Aの専務の夫が試験機関の事務局長。
 この件について国に聞いたところ海外人材育成担当参事官室 「要件は法人を対象としたものであるから役員個人は関係ない」との回答であった。  監理団体と実習企業のトップが役員になっても「個人」だから問題ないとしたら上記の「要件」は全く意味をなさない。
 この企業は業界でも影響力が大きく、一昨年も実習生のミスを理由に監理団体が帰国をさせたが、OTITも口出しできなかった。今後、育成就労・特定技能の試験にも影響を与えていくことになる。国際的に信用が求められる自動車業界においてこのような不正が続くことは許されない。試験機関の公正さについての制度のありかたを再考すべきである

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突然有期雇用に

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外国人労働者からの相談
これまで無期雇用契約で月給34万だったのに突然7月から1カ月有期契約で月給も24万円に
みなさんならどうしますか

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彼は家族もいるので、とても困ると言ったら自己都合退職にされました。
これって解雇じゃないの?日本人のみなさんなら、自分はどうしますか?
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以前なら労基法の労働条件不利益変更で訴えることができたのですが、労基法改悪で労働契約法になり労基署では指導してくれません。
民事訴訟を起こせば労働契約法第8条違反で訴えることができますが、在留期限のある外国人にはとてもたいへんです。
しかも働いている派遣先が神奈川県厚木市、派遣会社が静岡市です。
派遣会社の名前を公表するしかないですね

 

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技能実習中部地域協議会への意見書

技能実習中部地域協議会の意見募集がありました。
締め切りは6月2日です。

毎年意見陳述を行ってきましたが、今年はJP-MIRAIスタディツアーでインドネシアに行っている期間になります。
web参加も可能ですが当日はインドネシアJICAとの懇談時間ですので今年は初演だけにしました。


技能実習法に係る中部地区地域協議会様

2025年526
愛知県労働組合総連合

外国人実習生相談室 榑松佐一

技能実習制度についての意見

技能実習制度については2027年より新たな「育成就労」制度となることが決まっています。すでに育成就労制度についての省令案がだされパブコメも行われましたが、経過措置も長くのこります。また技能実習機構が引き続き両制度に関わることから、一層の拡充を期待して意見を述べます。

(1)技能実習試験機関について

技能実習試験機関には下記のような問題がありますので、試験機関のありかた、受験料、監査制度等について各省共通の規則を定めるべきだと思います。

私はこの間、技能実習自動車座席シート試験機関であるソーイング技術研究協会(以下ソーイング協会)の問題点を指摘してきました。ソーイング協会はトヨタ紡織のティア2である伊東産業の伊東和彦氏が自社の本社前敷地に、国会議員亀井静香氏の元秘書中川雅彦氏を事務局長にして設立したものです。ここには07年に私が不正を告発して不許可となったトヨタ技術交流事業協同組合(代表伊東氏)がありました。同所には監理団体アジェコが設立され、専務は中川氏の妻です。ソーイング協会の筆頭理事は伊東氏、監査はアジェコ理事長の柴田東一郎氏でした。技能実習制度における移行対象職種・作業の追加等に係る事務取扱要領(令和24月)には「試験実施機関の要件」として「(8)技能実習制度に係る監理団体又は実習実施者ではないこと」に違反していますが国は昨年までこの状態を放置してきました。

元理事安達賢太郎氏と中川雅彦氏は亀井静香氏の政治資金団体「名香会」の責任者で、厚生労働省 職業能力開発局海外協力課や経済産業省製造産業局審議官らが出席した「自動車シート縫製」職種追加に関する連絡会議でも中川氏が閉会あいさつをするなど厚労省・経産省と太いパイプがあります。

ソーイング協会は高額な協賛金を納める会員には過去問題を見せていました。当初は協会のホームページに書かれていましたが、入管への告発後に消えました。また会員企業の実習生のなかで過去問題が流通していること、会員企業と非会員企業で合格率が違うこと、合格率98%の基礎級試験で座席シートでは非会員で5人全員不合格となったという相談が複数の企業からありました。当方に送られてきた内部メールには会員になることを了解した企業から中川氏に「今回の検定試験の受験に弊社の再試験3名のためにご配慮をいただきありがとうございます。○○様からご連絡を頂き、中川様からのお話ということをお聞きして感激しました。…78日の○縫製での再試験の受験についてのご配慮本当にありがとうございました」とありました。

会員企業が再試験の日程で便宜をはかってもらい、非会員の実習生は2カ月以上先になり結果発表前に在留資格が切れたこともありました。これについて厚労省は議員レクの場で「合格率は調査していない」と説明。「便宜をはかることは問題ない」、「便宜をはからなかった会社が非会員だからとは言っていない」と答えました。

これについて昨年の衆院法務委員会で鈴木庸介議員が「試験の監督についてはいないということなんですね。では、それ以外はいるということですよね」「例えば、その問題を作っている団体、こうしたところが企業とかに便宜をはかったりとか、その便宜のあり方として問題の内容を示唆するといったことというのは100%起こっていないということを確認をしたい」と指摘しました。

また実習生の受験料が会員は2.5万円に対し、非会員は6万円と高額でした。技能実習中部地域協議会にはJITCOからも毎年意見書が出されてきました。この問題については昨年「技能実習評価試験の整備等に関する専門家会議(第57回)」でも議論されました。今春から会員と非会員の受験料の差は無くなりましたが、結果的に全員6万円に値上げされました。入国後6カ月以上で受ける基礎級試験料としてはあまりに高いという声が今も届いています。
 技能実習試験機関の公正さを確保する規則が必要です。またソーイング協会が育成就労と特定技能の試験機関にならないよう貴職から意見を出してください。

2)やむをえない事由がある場合の実習生の移籍について

現行法でも以前からやむを得ない事由がある場合には移籍が認められてきました。さらに昨年11月1日「技能実習制度運用要領」の一部改正のなかでより具体的に明示されました。

 しかしこれまで、技能実習終了者が特定技能に移行する際に元の実習機関・監理団体が経歴書や実習終了証を手渡さないという相談が多数寄せられてきました。すでに在留資格が特定活動に変ったものについては機構で相談を受け付けないため、入管に訴えて対応いただきました。これについては技能実習終了者であっても上記書類の請求があった場合受け入れ機関は必ず応じるよう義務付けるべきです。また入国後講習で「出入国又は労働に関する法令の規定に違反していることを知ったときの対応方法」と同時にこの移籍手続きを説明するようにすべきです。

昨年58日の衆院法務委員会で政府参考人は「立証責任の課題でございますけれども、やむを得ない事情がある場合の対応の必要性や緊急性を踏まえまして、例えば外国人からの資料などに基づく一定の疎明があった場合には、機構においてやむを得ない事情がある場合と認定し、転籍を認める場合もあることを明確にする」と答弁されました。しかし機構の事務所は全国にあるわけでなく、夜間、土日は休業ですので技能実習生が資料を持って説明に行くことは困難です。そのため「やむを得ない事情」があっても機構に行かず、失踪しているのが現状です。答弁では「やむを得ない事情による転籍が実効性のあるものとなるよう、具体の検討を進めてまいりたいと考えてございます」と言っています。育成就労外国人の多くが、日本語が不十分で携帯電話番号を持たないことからSNSでの申し出を可とし、録音や動画を資料として受け付けられるようにする必要があると思います。

(3)技能実習生の保護について

この間、不良品を出した実習生が罰金や帰国を求められたという相談がありました。技能実習制度は、「我が国で開発され培われた技能、技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、その開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的」としています。この趣旨から実習生が日本人と同等の業務ができず、ミスで受け入れ機関に損害を与えた場合であっても解雇や日本人と同等の処分を受けることはありません。再度受け入れ機関への徹底をすべきだとおもいます。

講習では出入国又は労働に関する法令の規定に違反していることを知ったときの対応方法を教えることとなっています。技能実習生には申告権があり、また「申告は、技能実習生本人だけでなく、技能実習生から委任を受けた代理人によっても可能です」(運用要領留意事項)となっています。講習でこの方法を教えるべきです。


(4)技能実習生の失踪について

 実習生の失踪が減りません。「技能実習生の失踪者の状況」(入管庁)では技能実習生の失踪者の状況とりわけ建設業種は失踪率が全体の2倍以上となっており、産業に問題があることは間違いありません。また農業も実習生の入国割合に比べて失踪率が高くなっています。「業所管省庁における失踪防止対策」は全く効果が上がっていません。入管庁との情報共有に止まらず、国交省として失踪原因の調査と対策が求められます。

今年度から訪問介護にも外国人が解禁されましたが、パワハラなどによる失踪も危惧されます。介護も建設・農業とおなじく賃金が低く、日本人の離職率が高い点が共通しています。外国人労働者の拡大が賃金を下げることになれば、日本人の求人はさらに減りかねません。これら職種には受入れ機関の基準を厳しくすることなど産業全体の人数も含めた雇用許可制を設けるべきです。
以上

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ソーイング協会の手口

先週ソーイング協会から各社に「経済産業省2025403中第一号を受け取り確認された関係機関におかれましては経済産業省に周知状況を連絡するため受診の連絡をメールまたはFAXにてご返信をお願いします」という文書が送られています。
しかし、経産省の書面には返信について何も書いてありません。
おそらく経産省が管轄する特定技能、育成就労試験機関に入り込むために、ソーイング協会としては、署名させて返信させ、これだけ多くの企業に周知徹底させているという事を経産省にアピールしたいのだと思います。Photo_20250413154901
しかし、ついこの前まで試験機関には禁止されている受入れ企業・監理団体関係者(しかも理事長とか監査役)を役員にし、現在でも中川事務局長の妻が監理団体の専務というソーイング協会を特定技能試験機関にするなって許されるわけがない。
まさにトヨタ自動車のサスティナビリティが問われる事態だ。

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トヨタ,鈴木自動車サスティナビリティ推進室に通報

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トヨタ座席シートの技能実習試験機関から30万円もの会費を取られていた零細業者で外国人実習生に70万円の残業代不払いがありました。
利益を目的としてはならないと定められている試験機関の不正を「ビジネスと人権」を担当するトヨタ自動車とスズキ自動車、今後も各社サスティナビリティ推進室に通報します。
1月27日には外務省主催の国内セミナー「ビジネスと人権を考える~外国人材活躍の視点から」が開催されます。
日本を代表する国際企業として自らの足もとが問われています
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